2022年3月3日 / 最終更新日時 : 2022年3月21日 asanosatonoko ①小説 凶暴な殺人鬼?それとも……脱獄した少年死刑囚をめぐるミステリ+人間ドラマ『正体』読書感想 元ライターが作家目線で読書する当ブログへようこそ! これは久しぶりに本当に面白い作品に出会えました。文庫本サイズにしてはぶ厚めのボリュームでしたが、それが全く気にならない面白さです。 本作はジャンルで言えばミステリ。死刑 […]
2022年2月22日 / 最終更新日時 : 2022年2月22日 asanosatonoko マ行 もしこれが現実になったら……?究極のもしもをえがいた作品『半島を出よ』読書感想 元ライターが作家目線で読書する当ブログへようこそ! 「もしも」を書くのが小説です。 「もしも賢い三毛猫がいて飼い主の刑事の推理を手伝っていたら?」 「もしもレオナルド・ダ・ヴィンチが名画の中に暗号を残していたら?」 こん […]
2022年2月21日 / 最終更新日時 : 2022年2月21日 asanosatonoko ③その他(新書、専門書、ビジネス書など) 中高年のダイエットにも参考になる!「食べる」時間を考察する『時間栄養学入門』読書感想 元ライターが作家目線で読書する当ブログへようこそ! 時間栄養学、耳慣れない言葉がタイトルのこの本、実は副タイトルがついていて、正確なタイトルはこうです。 『食べる時間でこんなに変わる 時間栄養学入門 体内時計が左右する肥 […]
2022年2月15日 / 最終更新日時 : 2022年2月15日 asanosatonoko ③その他(新書、専門書、ビジネス書など) 生きて帰ってきて……!大自然に挑む探検隊の全記録『利根水源探検紀行』読書感想 元ライターが作家目線で読書する当ブログへようこそ! タイトルだけ見ると小難しそうな内容に思えるこの作品……しかし読んでみると印象は一変します。 内容はタイトル通り、利根川の水源を求めて探検した記録を日記調にまとめたもので […]
2022年2月14日 / 最終更新日時 : 2022年2月14日 asanosatonoko ①小説 大文豪・永井荷風の一流の皮肉が楽しめるエッセイ『偏奇館漫録』読書感想 元ライターが作家目線で読書する当ブログへようこそ! 「偏奇館」とはなんぞや? 名前からして事件でも起こりそうなヘンテコリンな館ですが、明治から昭和を生きた文豪・永井荷風の住んでいた家の名前なんです。 『偏奇館漫録』は彼が […]
2022年2月8日 / 最終更新日時 : 2022年2月8日 asanosatonoko ①小説 金田一耕助シリーズトップクラスの凶暴な犯人!『スペードの女王』読書感想 元ライターが作家目線で読書する当ブログへようこそ! 名探偵の代名詞、金田一耕助が登場します。 話は金田一の元に実に不思議な体験をした男の話が持ち込まれることから始まります。 これが実に横溝正史らしい蠱惑的なエピソードでシ […]
2022年2月7日 / 最終更新日時 : 2022年2月7日 asanosatonoko ①小説 シリーズのこぼれ話&キャラの魅力がつまった短編集『シグマフォース機密ファイル』読書感想 元ライターが作家目線で読書する当ブログへようこそ! 天才科学者たちがスパイとして活躍する『シグマフォースシリーズ』の短編集 & ファンブックです。 短編集はコワルスキ、セイチャン、タッカー(ともちろんケイン)がそれぞれが […]
2022年2月5日 / 最終更新日時 : 2022年2月5日 asanosatonoko ①小説 己のすべてをかけた男の生き様に感涙必至の名作『樅ノ木は残った』読書感想 元ライターが作家目線で読書する当ブログへようこそ! 明治から昭和を生きた大文豪による歴史小説です。 舞台は江戸時代4代目将軍家綱の世の頃、実際にあった仙台の伊達家のお家騒動の模様をえがいています。 しかし、史実に基づいた […]
2022年2月3日 / 最終更新日時 : 2022年2月3日 asanosatonoko ③その他(新書、専門書、ビジネス書など) 科学本だけど感動できる、豊かな人間賛歌ストーリー『妻と帽子を間違えた男』読書感想 元ライターが作家目線で読書する当ブログへようこそ! 作者は医者で神経医学を専門にしています。 医者として臨床の現場に立ち会いながらも、彼は多くの本を執筆しベストセラーを世に送り出している作家でもあります。 彼が書く本の多 […]
2022年1月29日 / 最終更新日時 : 2022年5月31日 asanosatonoko ①小説 半分人間やめてる主人公の繰り出す虚構(ドンデン返し)の数々に夢中『虚構推理』読書感想 元ライターが作家目線で読書する当ブログへようこそ! 人気漫画原作者による小説です。 まずタイトルからして不思議な言葉の組み合わせですよね。 虚構、すなわち「ウソ」と「推理」の組み合わせ。 「ウソ」をついているのが誰か推理 […]