残念なイケメン揃い!? 登場人物紹介 鴨乃橋ロンの禁断推理

天野明さんの最新作、『鴨乃橋ロンの禁断推理』の登場人物紹介のコーナーです。

ただ今、「ジャンプ+」に更新されている最新話までのデータをまとめてあります。

連載にあわせて、随時更新中です(最新更新2022年9月25日)

たまに覗きにくると、内容が変わっているかも……

また遊びに来てくださいね!

あらすじ紹介はこちらの記事からどうぞ。

パート1は第1話~第17話『マッドカメレオン殺人事件』まで、パート2は第18話『夜蛇神様殺人事件』~第67話『硬貨と刻印殺人事件』まで、パート3は第68話『盆踊り殺人事件』~をご紹介しています。

『鴨ロン』以外のイケメンが出てくる小説・漫画に興味がある方はこちらの記事もどうぞ↓

鴨乃橋ロン(かものはしろん) (男性)

過去

探偵養成学校BLUEきっての優等生で、「まるで犯人の思考がわかっている」かのような推理をみせ、探偵としての将来を期待されていた。
しかし、「血の実習事件」をきっかけに、探偵として致命的な欠点を抱えてしまい、探偵免許を永久はく奪されてしまう。
都々丸と出会う前の彼はこの欠点ゆえ、事件解決率は100%でも、犯人検挙率は0%だった。
過去の事件でついた「96」と読める傷が首に消えずに残っている。
昔のロンは見た目からしてキレッキレのイケメンであり、「ザ・名探偵」という容姿をしていた。
服装も髪型もちゃんとしており、制服だったのか、実はやる気をだせばそれなりにセンスがいいのか……謎である。

現在

物語開始当初は「KAMONOHASHI」と自身の名を冠したマンションの管理人をしており、管理人室で引きこもって、人にもほとんど会わず、テレビやネットにも一切触れず、外部と遮断した5年間を送っていた。
しかし頭のキレは失われておらず、ちょっとしたヒントをもとに、訪ねてきた都々丸がどこに立ち寄ったかを当てるなど、ホームズばりの推理を出会い頭で披露している。
都々丸と出会った当初はぼさぼさのわかめ頭に艶消ししたかのような目(都々丸談)をしており、探偵をやる気はゼロで「人の命がかかっていてもどうでもいい」という最低の態度だった。
しかし、それは探偵をやりたい気持ちの裏返しであり、都々丸と共に久々の現場に着いたときには生き生きとした様子をみせる。
初めての事件で都々丸がロンの探偵としての致命的な欠点を全力でカバーしたため、都々丸の陰に隠れて探偵業を再開することにした。
以後、都々丸(が持ってくる事件)を楽しみにまっている。
彼の捜査スタイルは変わっており、死体の横に寝転がり、被害者に話しかけるようにしてヒントを集める。
一応、事件現場にはロン本人が出向いているとはばれないように、偽名を使い、変装(仮装?)して現れるようにしている。そのせいで、人によってロンの名前や認識の仕方が違っている。
謎が解けると右手の人差し指と中指を揃えてぼさぼさの前髪をはらう独特の仕草をする。
普段はおちゃらけた態度で、都々丸にもワガママ言い放題のやりたい放題で、子供が母親をてこずらせるがごとく、都々丸を戸惑わせている。その態度は基本的に事件現場でも変わらず、不謹慎な態度だとよく怒られている。
基本、都々丸とのやり取りではボケ担当で、ボケている時は目はぼさぼさの前髪に隠れて見えないように描かれている。
鋭い頭の冴えや、犯罪への憎しみの気持ちを見せる時など、要所要所で目が描きこまれ、いわゆる「キメ顔」をする。普段のボケた態度も吹っ飛ばすイケメン具合で、少しずるいほど、カッコいい。ロンのボケと「キメ顔」の使い分けは、作品のいい緩急になっている。ちなみに、コミックス単行本の表紙はこれまで、全部「キメ顔」バージョンのロンが描かれている。
昔のロンは誰とも特別な関係を築こうとせず、孤独な青年だったようだが、都々丸と出会い、彼と協力して事件を解決するうちにロンの内面で変化が起きている。都々丸のことは一見馬鹿にしているように見えるが、彼への信頼は事件を経るごとに高まり、人生で初めての「友人」として認めている。
他にもシュピッツや女医のもふの協力を得て、自身の弱点である探偵としての致命的な欠点をカバーしてもらいながら、捜査活動をしている。ロンが都々丸を始めとする周囲の人々との絆を結びながら精神的に成長していく過程は、本作品のメインテーマと言ってもいいほど大事にされている。
また、本作では話が進むごとにロンの隠された秘密(本人が無自覚のものも含めて)が明らかになっていき、ロンの存在自体が作品を通して大きな謎の一つとなっている。これまでにも、彼の探偵としての致命的な欠点が発症したきっかけや、幼いころの欠落した記憶の謎が作中で明らかになっている。

血の実習事件

ロンが探偵資格をはく奪されるきっかけとなった事件。
この事件の後、ロンの探偵としての致命的な欠点が発現するようになる。
彼は犯罪者の汚名を着せられたが、心神喪失状態であったことが認められ、探偵免許はく奪のみの処分で済んだ。
ロンの本心は血の実習事件の犯人は自分ではないと確信するに至っている。
事件の捜査はスコットランドヤードとBLUEの合同で行われた。
しかし捜査ファイルから意図的に抜き去られた部分があったり、複数のBLUE関係者が事件に関与していることが示唆されたりと、事件の闇の深さを物語っている。
この事件はロンのトラウマになっており、傍若無人なロンが動揺を隠せないほどうろたえるので、簡単には話題に出してはいけない。

<エピソード>

・彼の住む部屋の床には ”怠惰の床” と名付けられたクッションを敷き詰め、いつでも倒れこめるようにしてある。この怠惰の床は天気のいい日にはロン自ら干したりと、ちゃんと手入れされている。連載開始当初は部屋中が怠惰の床に埋め尽くされていたが、途中から本棚や机、応接セットなどの家具が入るようになった。依頼人を迎え入れるためにロン自らが用意したもので、記念すべき最初の依頼人はシュピッツ・ファイアだった。ちなみに、シュピッツ訪問時、茶請けとして出ていたのは『孤島天文台殺人事件』で訪れた南暖島の「南暖こくとう」のボトルだった。

・黒蜜が好物らしく、ゼリー飲料のようなパック詰めの黒蜜を携帯、常飲している。オムライスなど、なんにでも黒蜜をたっぷりかけることを好み、好きというレベルを超えてジャンキーである。しかし、黒蜜の摂取はロンの推理力を底上げする効果もある……とロン本人は思っている。ロン特製の黒糖ラテは喫茶店のメニューとして通用するレベル。実際に喫茶店のオーナーに請われて、たまにバイトとして店で腕を振るっている。ラテアートも出来るが、ちょっと絵心が足りない。黒蜜を使ったスイーツも何種類か作れるようで食べた人の感想は「美味しい」と好評で、手先も器用なのかもしれない。ちなみに貧血対策に黒ゴマペーストも飲むらしい。

・閉じこもっていた5年間に100メートルのマフラーを編んだり、腕の毛一本一本に名前をつけて相関図を作ったりしていた。どうやら暇になると常人が思いつかないような突拍子もないことをやらかすようで、都々丸と出会った後も少し事件がなくなると斬新な柄のTシャツを作ったりしている。

・ひきこもっていた時代にジムに改造した部屋で日々4時間トレーニングしていたため、体力は都々丸よりもある。そもそもの運動神経もいいらしく時に人間離れした動きをとる(床から直立の姿勢のまま立ち上がるなど)。殺人犯である大人の男性を一人で組み伏せてみせたこともあり、腕っぷしもあるようだ。

・引きこもっていた時に人生でやりたいことリストを作成しており、「温泉で人生ゲーム」「天文台でフラフープ」などの共感できない項目が揃っている。なお、リストをこなせなかったことがショックで、後ろに倒れこみ、後頭部でスイカを割る離れ業を見せたことがある(割れたスイカはそばにいた都々丸ともふが美味しくいただきました)

・情報を遮断していた5年間の反動で、テレビに目を充血させるほど見まくり、部屋の中を一緒に移動するほどハマった。

・テンションがあがると「カーモカモカモ♪」と鼻歌を歌う。

・先祖代々、探偵の家業をしている。ロンの母はロンいわく「変わった人」で、自分の父(ロンにとってはおじいちゃん)の遺した不動産の管理人を数年した後、現在は世界50周の旅に出ているらしい。ロンの母は黒蜜や推理・謎解きも特に好きではなく、絶対に怒らないところなど、ロンに似てない部分も多い。父はロンが生まれる前に病死しているとロン自身は認識している。父の顔には三日月の特徴的なあざがあり、超甘党でメープルシロップが好物。ロンのようになんにでもかけて食べていたらしい。

・天文学ファンをうならせるほどの天体知識をもっている。他にも、とある心理学者の全論文を半日で読み切ったうえに内容までしっかりと分析しているなど、ロンの頭のよさは推理以外にも発揮されている。

・アリと話せるらしい(本人談)。死んだアリでもいけるらしい……(あくまで本人談)。

・意外とオカルト好き。でも信じてはいない様子。

・BLUEでの成績は抜群だったが、唯一銃の腕前だけはからっきしで赤点ばかりだった。その反面、弓道の腕前はかなりのもの。

・ロンは犯罪は許せないと思っているが、許容範囲があり、被害者に実害がなかったりすると、犯人を見逃すこともある。その点、職業上も性格上も犯罪を見逃せないと考えている都々丸とは異なる部分である。しかし、同じ私情を交えるのでも、犯人に怒りをぶつけてしまうのはロンの中では探偵にあるまじき最低の行為らしい。

・作中、幼いころのロンが登場するシーンがある。小さいロンは前髪パッツンの愛らしい外見をしている。小さいころのロンは、近所の子供と遊ぶこともあったらしいが、恐竜遊びは退屈だと言い放ったり、この時期から常人離れしていた様子である。ちなみに、小さいころから甘いものは好んでいたらしい描写がある。幼いころの記憶には一部欠落があるが、それ以外はほとんど覚えているらしいからやはり常人ではない。

・コルビジェ(建築家)が好き。

一色都々丸(いっしきととまる) (男性)

警視庁捜査一課の刑事。

馬鹿正直かつ素直な性格の持ち主。刑事らしい正義感も持ち合わせているが、ドジをしたり空回りをしたりと、上司の雨宮からは戦力外通告されている。

ロンいわく「ピュアな間抜け」。他にも辛辣な言葉をロンから投げつけられていること度々だが、気のいい彼は突っ込むだけで許している。

探偵業をやめていたロンをサポートするといって事件に引っ張り出した張本人である。

表向き、ロンが探偵業を再開したとバレないようにするため、推理ものにつきものの「名探偵の推理披露」は都々丸の役目である。

作中、大事な場面以外はボケまくるロンにツッコミをいれるのも彼の大事な役割である。

さらに、ロンが抱えている探偵としての致命的な欠点を全力でカバーするという、最重要任務もこなしている。

バディを組んだ当初はつっかえながら、台本をただ読むような推理の披露の仕方だったが、だんだんと自分の言葉で推理を述べるまでになり、ロンがショック状態で捜査ができない時に、自力で犯人を逮捕してみせると奮起するほどの成長をみせている。

物語開始当初は正義感あふれる性格と刑事という職業のせいもあり、犯罪はどんなものでも見逃せないという考え方だったが、だんだんロンに感化されつつあるらしく、事件の解決のためなら、大昔の犯罪行為には目をつむるような刑事らしい駆け引きも次第に身につけるようになっている。

わかりづらいがロンからの信頼はとても厚く、事件を解決するうちに、都々丸自身もロンを信頼し、友人として彼を支えるようになる。

ロンからは「トト」、シュピッツからは「トトト」と呼ばれる。

外見は可愛い系の童顔でロンより頭一つ分小柄。

<エピソード>

・思ったことを全部口に出していってしまう癖があり、そのせいで人と揉めることもある。ロンにはその癖のせいで「甘ったれの傾向」と看破されていた。

・両親が忙しくて祖父母に育てられた。そのためおばあちゃん子に育っており、休日にわざわざおばあちゃんの好物を買いに出かけるなど、思いやりを持って接している。

・犯人に騙されて逃げられたことが3回あるらしい。他にも聞き込みに夢中になりすぎて夜中になったことに気づかず、通報されたこともある。

・ロンとコンビを組んでからは「最近活躍中の刑事」として噂されるほどの有名人になってきている。

・「にょにょん」という名前の女性シンガーソングライターのファンで生ライブに歓喜の涙を流していた。

・ロンと違い、小さいころの記憶はほとんどない(一般的な人間並みの記憶量という意味だと思われる)はっきりと本人が自覚している記憶は「飼っていたハムスターの背中」。可愛い記憶にロンもからかっていた。

雨宮先輩 (女性)

都々丸の上司であり、多分キャリア組。

美人で部下の中にファンも多い。濃い口紅が特徴のメイクをしている。雨宮いわく、ばっちりメイクは仕事への覚悟のあらわれとのこと。ちなみにマニュキュアも口紅の色と同系色でばっちり塗っている。

気が強い性格で、将来の夢は警視総監。

人質に取られ命を狙われた直後にも仕事をしているほどのタフさも持っている。

出来の悪い都々丸のことをお荷物扱いしており、書類仕事や簡単な事件ばかりを押し付けている。彼女が都々丸専用に作った仕事依頼箱は通称「ゴミ箱」。

初めてロンに会った時に、犯人を追い詰めるロンを見て「かっこいい」とそれ以来彼に惚れており、本名は知らないまま「鴨夫さま」と慕っている。ロンのことになると普段の強気な雨宮から乙女モードに変わり、ギャップが可愛いと読者の間でも好評。ロンのためなら真冬の屋外でアイスも食べられる女。度々事件現場に現れるロンのことを怪しむが、ロンが適当にでちあげた強引な設定を信じるあたり、けっこうちょろ……純粋な性格をしていることが伺える。

ツンデレといえる性格をしているが、デレの部分をみせるのはロンに対してだけで、都々丸への当たりはとってもキツイ、ツンしかない。仕事上の命令を人づてに伝える際でも文句を言い添える始末である。

が、ロンのおかげで事件解決率のあがった都々丸を見直しつつあるのか、彼がやる気を見せた事件の仕切りを任せてくれるようになる。その際、ただ任せるというのではなく、急に別の用事ができたように装うったり、素直ではない辺りが雨宮らしい。

翡翠(かわせみ)とは駆け出しのころ交番が一緒だったせいか、ライバル意識を持っており、翡翠に対する言動はかなり攻撃的。合同捜査時には、翡翠を蹴落とすために役立たずの都々丸を送り込むなど、いい性格をしている。その後、翡翠が復活してしまい彼の活躍の噂を聞くのは雨宮にとって大きなストレスになっている。

雨宮が作中で会話をするのが都々丸、翡翠、ロンの3人くらいしかいないため、ツンツンと攻撃的な態度か、テレテレと乙女な態度の両極端な描写が目立つが、初対面のフィンやもふ先生には普通に礼儀正しい態度をとっていた。

現在は捜査の指揮も任され部下も多い雨宮だが、彼女も新人時代は都々丸のように、感情的に事件に向かっていった時期もあったらしいことが示唆されている。ちなみに、その頃はいまのようなばっちりメイクではなくナチュラルメイク派だったようだ。

温泉の事件ですっぴんを披露しているが、すっぴんの方が美人ではないか、という意見も多数寄せられていた。

月一で「メンテ日」と称して同じショッピングモールに入っているジム、整体、美容室を利用して体の隅々まで磨いている。その時はすっぴんでショッピングモールをうろうろしており、卵のようなつるっとした美肌を見せていた。

オフの日の服装はラフにはなるが、スタイルの良さがよく分かるシンプルな服装が好み。

酔うと泣き上戸になる。

真弦流という流派の弓道場に入会しており、休暇には弓をひいている。

シュピッツ・ファイア (男性)

BLUEの『追跡学』の教官。BLUEの卒業生でもあり、教官になる前は大学生をしていた時期もある。

ロンが探偵業を再開しているのではないか、との疑惑を確かめるためにBLUEから刺客として送られてきたため、当初は敵として出会う。

しかし彼の目的は、自分の家族に起こった謎を、最高の探偵であるロンに解いてもらうことにあり、ロンの信用を得るために、ロンと都々丸に協力することになる。

1回しか会ったことのない都々丸のことを「最新のお前の親友」と呼び、勝手に調べてよく知った気でいたロンのことは「ロン君」と呼ぶなど、人懐っこい性格をしている。

自称「けっこういいヤツ」。

都々丸いわく「悪い人じゃなさそう」。

読み進めていくとロンと都々丸のために協力を惜しまない、本当にいい奴であることがわかる。

根明な性格らしく、多少のショックなら3秒で立ち直ることができるらしい。

彼の追跡の腕前は確かなモノであり、警察よりも犯人の身元を特定したり、M家の通信を一部傍受に成功するなど、BLUEの教官になるだけの実力はある。都々丸のことを盗聴しているが、しかしそのおかげで、ロンと都々丸の絶体絶命のピンチを救うなど、影ながら2人を支えている。

情に厚いところがあるようで、ロンの過去にも同情しBLUEからある物を盗んで来いという無茶な依頼を引き受けたり、都々丸から「仲間」と言われ感激して泣いたりする姿を見せている。

推理力は飛びぬけて高くないとの本人談であり、確かに作中、シュピッツが積極的に捜査に意見を出している姿は描かれていない。

シュピッツには大好きな兄がおり、兄は世界中の民間信仰を研究する民俗学者である。兄はシュピッツの良き理解者だったようで、「お前は人に好かれる才能がある」「いい友達を見つけて人のためになる道に進め」とアドバイスをしており、その通り、シュピッツはロンと都々丸という友人を得て探偵をしている。

彼らの父親は昔仕事で日本にいたことがあり、その影響で兄は日本でのフィールドワークを好み、シュピッツも学校の休みを利用して日本でのフィールドワークにくっ付いていったことがある。ちなみに、フィールドワークで訪れていた村にロン達を連れていった時に、関係を村人に詮索されたときの誤魔化し方が、無理矢理を通り越して「そんなつながりも……ありなのか?」というくらい独特な趣味仲間として紹介していた。

作中、遠距離恋愛の彼女がいたと爆弾発言している(しかし既に振られている)。

笑い声に特徴がある 「ヒヒッ」

驚き方にも特徴がある 「ギャララララ」

ロン特製、黒蜜だらけの夕飯(豆腐、漬物、山菜)を味見したいと自ら申し出るチャレンジャーな一面もある。ちなみに白菜は大嫌い。

なんとなく同作者の『家庭教師ヒットマンリボーン』の登場人物、獄寺隼人を彷彿とさせると読者の間で囁かれている。ちなみに、この人は探偵学校の教師にまでなる人材のくせに、推理が「テレポーテーション」などのオカルト方向にいくことがある。そんなところもオカルト大好きだった獄寺君っぽい。

この人がイケメンと感じるかどうか……は人によるかもしれない。登場回数自体はそんなに多くはないのだが、作中、美味しいところをロンの次くらいに持っていくのはこの人だったりする。ちなみに私は推してます。

翡翠臣疾(かわせみおみと) (男性)

通称「慧眼(けいがん)のカワセミ」。愛知県警でまだ20代の若手だが、殺人事件の検挙数全国NO1の超がつく敏腕刑事である。職務質問で犯人を見破るらしい。プライベートの時でも事件のニュースに反応するほど、警察の仕事に打ち込んでいる。

将来の警視総監の呼び声も高い。

ピンセットを常に手にしており、捜査の指揮から取れかかったボタンの指摘まで、厳しくピンセットで行う。指導相手が部下や同僚のみならず、上司にも平等に行うため、パワハラで訴えられたことはない。

同期の雨宮には「カス」呼ばわりされている。交番勤務時代に何やら雨宮とひと悶着あったようなほのめかしがされているが、詳細は明らかになっていない。

都々丸は彼のことを憧れていたが、出会い頭に「刑事に向いてない」と看破されていた。合同捜査をすることになった当初は、都々丸のことを見えないふりまでして無視していたが、ロンをサポートする都々丸の姿に、最後は彼を誉めるほどに認めるようになる。後に優秀な刑事の紹介を求められた時、都々丸を指名した。

基本的に自分にも他人にも厳しい性格をしているが、精神的に動揺している相棒の山根を見て、咄嗟に彼をかばう嘘をつくなど、思いやりがある一面もみせている。自分の過ちを素直に認め、態度を改める潔さがある。

実はかなりいい人で、名古屋出張に来た都々丸の食事や土産物選びに付き合っていた。後にロンの家に招待されたときもきちんと手土産を持参していた。

自分に厳しすぎる性格のせいで、一時スランプに陥り、検挙率がだだ下がりしたことがある。ロンがきっかけを作り、スランプから脱した後は、以前よりも検挙率があがった。

前髪に一房、白髪がある。眼光鋭く、スマートな印象の外見をしている。この人もイケメン。私のおススメは特に私服の時(第58話参照)。ワイシャツ着用ではあるがき崩した感じがオシャレである。

卯咲もふ (女性)

脳神経外科医で精密な脳手術で天才的腕前を誇る。東日本総合病院に勤めている。

年に800人もの手術をしながら、テレビで超能力者のインチキを暴く仕事をしたりと、パワフルな働きっぷりである。過去に、超能力を信じた患者が、手術をすれば助かったのに手術を拒否し、そのまま死んでしまったことがあり、彼女は超能力の誤った認識を正したいと信念を持っている。頭も医者らしく切れるため、超能力のインチキの見破り方も科学的である。

医者としての矜持を持っており、目の前で人が死んでしまった時、自分のせいだと落ち込んでいた。

おだやかな外見に似合わず、些細な理由から殺人を犯した犯人に平手打ちをくらわせるほど、芯のしっかりした強さを持っている。

ロンと都々丸の協力関係を知ったうえで、支援をしてくれている一人である。ロンの主治医としても活躍するようになる。

ロンは「鴨乃橋さん」、都々丸は「一色さん」と呼んでいる。

手術は得意だが、日常生活は超がつく不器用。リンゴを切ってなぜか包丁が跳ね返って怪我をするなど、理解不能な理由でしょっちゅう包帯が増えている。ちなみにその包帯の巻き方も超下手である。しょっちゅうする怪我のためなのか、右目に大きなバッテンの絆創膏を貼っている。伏線なのか、ただのキャラデザなのか今のところ不明である。ふわっとしたボブヘアの可愛らしい女性で、お化粧をするなど、女性らしい気遣いもあるのだが、包帯の上に口紅をするなど、こちらも不器用。

彼女のスマホは画面がバキバキに割れていて、他人には壊れているようにしか見えない。本人に修理する意思はないようで、そのまま使っているが、誰からの着信かわからず困っているシーンもある。

『真夏の海の家水死事件』から、ロンが管理人を務めるマンションに引っ越してきた。

鹿田さんという助手がいる。もふが引っ越したときに連絡がなく、助手が困っているシーンがあったが、連絡しなかったというよりは、スマホの画面が壊れすぎていて、連絡できなかったというのが真相かもしれない。

門季チコリ(もんき) (女性)

週刊ライムの女性記者。まだ新入社員。

新人ながら優秀なようで、警察の非公開情報もどこからか仕入れてきている。「注目の人」コーナーの担当で、都々丸のことを取材しに来た。

子供の頃に誘拐事件に巻き込まれたことがあり、助けに来た刑事へのあこがれから記者になり、難事件を次々解決している都々丸のファンになったらしい。

一日密着取材中に巻き込まれた殺人事件で、地味な書類仕事や事件に真摯に立ち向かう都々丸の姿に、ますますファンになった。

都々丸のことをかなり美化しており、神扱いしている。

事件を解決しているのが本当はロンだということには気づいていない。

ロンのことはカフェ店員だと思っており、都々丸の邪魔をする変な人だと思いこみ、当初ロンへの態度はツンツンしていたが、ロンの適当な「一色刑事素晴らしい」発言を真に受けて、態度は軟化した。

ロンからは、事件記者とのコネができたと喜ばれ、いろいろと的外れな気遣いをされている。チコリの情報収集能力は本物で、ロンも事件の解決のために彼女に情報を問い合わせることもしばしば。都々丸と交流のある人物(雨宮や翡翠)の情報まで調べ上げており……ちょっと怖い。

都々丸のことは一色刑事、ロンのことは鴨休さんと呼んでいる。

エメ・エメリッヒ (女性)

BLUEの校長。凛としたたたずまいの黒人女性。

「血の実習事件」について重要な情報を握る人物。

彼女がシュピッツに極秘ファイルを渡したとき、そのパスワードがシュピッツと都々丸の個人情報だった。シュピッツはともかく、都々丸の個人情報も洗い出すとは、さすがの情報収集能力をみせつけていた。

ロンの両親とは旧知の仲らしく、ロンのことも生まれたころから知っているらしい。

Dr. ヒルシュ

BLUEで解剖学の教官をしている。他にも大学で法医学の講義を受け持っているようだ。

年齢は中年以降だとおもわれるが、かなり奇抜な格好をしている。サイドが黒髪、センターに白髪のモヒカン、メガネにちょび髭を生やした「マッドサイエンティスト」風な見た目である。ちなみにモヒカン部分は後ろに大きく垂れるほど長い。初対面の相手には「謎の死を遂げたら解剖してやる」と挨拶代わりに言うのが癖らしい。

見た目の怪しさ通りのエキセントリックな言動と厭味ったらしい態度で初対面の都々丸から早々に不審をかっていた。その後も強引で自己中心的な言動を繰り返し曲者っぷりをいかんなく発揮している。

死体に残された謎を解く解剖探偵であり、死体にメスを入れ切り刻むことから「2度殺しのヒルシュ」の異名を持つ。解剖の腕は確かなものだが、解剖結果のみで推理をしているわけではない。被害者の傾向や猟奇殺人犯の心理なども考慮にいれて推理している。言動に不審点が多すぎる人だが、それらは全て事件解決のために行っていること。多少の無茶や嘘は事件解決のためにはやむを得ないという信念を持っているようだ。

過去に多数殺害容疑をかけられるも、証拠不十分で無罪となっているという異色の経歴の持ち主。

ロンはDr.ヒルシュが敵か味方か分からないという意味でヒルシュに関心を持っているが、ヒルシュ自身もロンに何らかの理由で関心を持っているらしく、過去・現在共にロンの周りをよく調べている。

趣味は釣り。意外でしかない。

謎の猫

ロンの部屋にいる白地に茶色~黒色のまだら模様の猫。キクさんからロンへの贈り物。

よく仰向けになって寝ており、部屋を訪ねてきた都々丸に度々踏まれており、おわびに都々丸からおやつの差し入れをもらっている。神出鬼没で、思いもかけないところに入り込んでいたりする。もふが来たときは、彼女のカバンにいつもの仰向けの姿勢で入り込んでいた。

起きて動いている描写は今のところなく、何かの伏線なのかも不明。

キクさん(男性)

第一話に登場したベテラン風の年配刑事。総務課所属。

みんなにお荷物扱いされている都々丸のことを可愛がっている様子で、難事件の捜査から外された都々丸に名探偵であるロンのことを教える。

キクの息子がロンと同じ学校に通っていたらしく(BLUEのことかは不明)その縁で何かとロンの世話を焼いて探偵復帰させようとしていた。

第一話以降の登場は今のところなく、伏線なのかどうかもよく分からない人。


ここからは、ロンの宿敵となる M家 のメンバーを紹介していきます。

作中の設定では、M家はすべての犯罪はこの一族に通じており、起こした事件は100%迷宮入りするとすら言われている最悪の犯罪一族として登場します。

優秀なBLUEの卒業生ですら解決できない事件の99%がM家からみの事件とのこと。

M家のMはイギリス生まれの某名探偵の宿敵であり犯罪王のイニシャルからきていると思われます。

M家の人間として登場している数は少ないですが、マイロたちの会話に「他の兄弟」「おじさん」といった言葉が使われていることから、登場している以上の人数が存在しているらしいことが伺えます。

敵組織であるBLUEにもスパイを潜り込ませていたりと、人材は充実しているようです。

ここには紹介していないM家の人間も登場してきていますが、書くと本編のネタバレになるので省略させていただきました。

マイロ (男性)

M家の頂点らしき青年。ウィンターからは「兄さん」と呼ばれている。

イギリスにいる。金色の短髪。

冷酷な性格をしており、失敗を許さない。失敗を犯した者には死による制裁を行う。

ロンを度々罠にはめようとする危険人物である。

まだ若そうな外見をしているが、17年前の新聞を見てほくそ笑んでいるシーンがある。一体何歳なのか……。

ウィンター

M家第4子。

左目に垂れかかるほど片側に長く寄せた前髪、癖っ毛、トゲトゲのピアス、ロックな服装と見た目は男の子っぽい。バイクを華麗に乗り回す姿も描写されており、カッコいい。

腕っぷしが強く、現役刑事である都々丸との格闘戦は難なく勝利していた。

変装と演技が上手いようで、中年男性に変装しても、しばらくロンの目を欺けるほどの完成度。

ロンのことは認めておらず、M家の兄弟に迎え入れるに相応しくないと考えている。

だが、彼女のやり方はフェアで、ロンの謎解きが正解であればその通りであると答えたり、返答に困ることを聞かれると一瞬ためらうなど、根は真っ直ぐそうなところを垣間見せている。ロンいわく「M家の良心」。

アリスという妹がいたらしい。

ダニエル・モリアーティ

マイロたちの叔父にあたるらしい男性。

モヒカン頭の男性

おそらくM家の兄弟の一人、名前は不明。

「ちょいっ」が口癖。

マイロに対して絶対の忠誠を誓っている様子。

エリオット(男性)

左目の目の下に三日月のあざがある白人男性。

髪色はおそらく金髪。

作中のとある人物に瓜二つの容姿をしている。


ここから先は、各事件のみに登場するゲストキャラクターの紹介です。

ハンドコレクター殺人事件

山根 (男性)

翡翠(かわせみ)の史上最高の相棒と翡翠から認められていた人。

見た目はぽっちゃりとした穏やかそうな男性だが、翡翠が事件に集中できるように、情報収集やピンセットの替えの準備まで、丁寧にサポートしていた。

翡翠に心酔しており、彼の前で失態を犯すことを極端に恐れていた。

その恐れが彼の運命を大きく変えること原因となるのだが、翡翠との信頼関係は本物で、翡翠から警察を止めた後でも山根を相棒にしたいと言われて、号泣していた。

生放送殺人事件

虎毛団吉 (男性)

自称超能力者。

ロンのお気に入り生放送テレビ番組、『ウソかマコトか超能力!!』に出演していた人気者。

おでこのところにくるくるっとした毛糸玉のような巻き毛を作る独特のリーゼントヘアが特徴。

指で ”T マーク”を作るトラゲのT が決めポーズ。

孤島天文台殺人事件

十文字匠(じゅうもんじたくみ) (男性)

孤島の天文台の館長。獅子座流星群の鑑賞会を開き、一流の刑事として都々丸を招待した。

ちょび髭の生えた中年男性。

海野南(うんのみなみ) (女性)

天文台のシェフ。小太りの女性。

客からの変な注文や叱責にストレスが溜まると、防音の天文台にこもって大声で叫び、ストレス発散する。

丼沢英作(どんざわえいさく) (男性)

天文部部長。どこの天文部かは謎。

右目の部分だけをアーチ状に切り抜いたヘルメットのような独特の髪形をしている。ジョジョにでてきそう。

本人曰く、「望遠鏡をのぞくときに邪魔にならないようにカットした」。

小野寺カヨコ (女性)

天体カメラマン。

少し毛先をはねさせたショートカットの女性。

ジョン・グリズリー (男性)

BLUEのクローズドサークル教官。

渋い外見の白人男性。

直接ロンを指導したことはないが、ロンからも一目置かれるほどの探偵能力を持った教官。

鑑賞会にトラブルが起きないように十文字によって招かれた。

ロンに対して厳しい態度をとる。

オリヒメ (女性)

オリオン座アイドル。純粋な天文ファンであり、アイドルとしてのキャラクターで星好きというわけではない。

古代ギリシアの神話に出てきそうな衣装にこん棒を持っている。

語尾に「~スター」とつける。涙もろい。

毒入りカフェラテ殺人事件

ジュリー、速水、玉田  (全員女性)

若い女子3人組。

髪がロングの子がジュリー。

ポニーテールの子が速水。

ボブの子が玉田。

ロンが作ったラテアートを可愛いと褒めていた。

特別編 夜明けの砂場殺人事件

木下立男(きのしたたつお)  (男性)

21歳の大学生。

黒髪のそばかす。

山田テツ    (男性)

木下と同じ大学の友人。

明るい髪色で後ろを刈上げている。

佐藤一     (男性)

木下と同じ大学の友人。

坊主頭でガタイがいい。

夜蛇神様殺人事件

村長      (男性)

シュピッツの知人。村の宿泊所が使えない時に、自分の家に泊まるように言ってくれる程度には親しい。

巳い(み)    (女性)

本名不明。「巳いちゃん」とシュピッツは呼んでいる。

村長の孫で、長い髪が麗しい美女。

シュピッツの兄

本名不明。世界中の民俗信仰を調べる民俗学者。

幼いころ、父親の仕事の関係で日本に住んでいた影響から、日本でのフィールドワークが特に好き。

夜蛇神様の村には昔から度々訪れていたようである。

役人       (男性)

本名不明。中年くらいの男性。

夜蛇村のダム開発計画を進めるため、予備調査に村を訪れていた。

村人からはとても嫌われている。

室井(むろい)  (男性)

黒髪の中年男性。民俗学者で事件の時たまたま村を訪れていた。

地方に伝わる神々の研究が専門で、中でも夜蛇神様には特別な信仰心すら芽生えている様子である。

過去に、フィールドワーク中に夜蛇神様の奇跡としか思えない体験をしたらしい。

渋谷黙示録連続殺人事件

勝波料二(かつなみりょうじ) (男性)

32歳。

暗号通貨盗難事件の容疑がかかったハッカーチームの1員。

胸に特徴的なホクロがある。

日比野(ひびの)  (男性)

勝波と同年代くらい。

暗号通貨盗難事件の容疑がかかったハッカーチームの1員。

アフロヘアが特徴。

ハッカーの男

勝波と同年代くらい。

暗号通貨盗難事件の容疑がかかったハッカーチームの1員。

おでこに大きなホクロがあるのが特徴。

林さん  (男性)

おそらく捜査一課の刑事で雨宮の部下。

都々丸のことを「 都々丸 」と名前で呼んでいた。

真夏の海の家水死事件

万場(まんば)タク  (男性)

25歳、会社員。

海に友人とサーフィンをしにきた。

海の家で食べたものにあたり、店主に抗議に行ったまま行方不明になった若い男性。

海の家の店主(名前不明)  (男性)

海の家の店主だが、いい加減な性格で賞味期限切れの食材も平気で使っている。

調理もいい加減らしく、都々丸が食べた焼きそばの中には噛めないほどのコゲが入っていた。

そのせいで店は過去に三度も食中毒で警告を受けている。

ガラの悪い言動の、絵に描いたチンピラのようなキャラクターをしている。

天才作曲家殺人事件

才能誘拐犯 通称・ハミングバード  (男性)

才能ある人を誘拐して、その才能を堪能した後に解放する一風変わった誘拐犯。

毎度、ターゲットに対してファンレターのような予告状を出す。

警察の100人体制の警備をかいくぐって誘拐を成功させたこともある知能犯。

彼に誘拐された被害者は傷つけられることなく、無事な姿で解放されている。

にょにょん  (女性)

天才シンガーソングライター。

ボリュームたっぷりのパーマとそばかすが特徴的。

元々は顔出しもせず、合成ソフトで作った歌声に、アニメ動画をつけて曲を発表していた。

その実力は都々丸をトリコにするのみにとどまらず、ロンも良さを認めたほど。

ロンの推理する姿を見て、「探偵みたいでカッコいい」とキュンときた。

それが理由で、自分の別荘に招待までしている。

別荘は東京都と山梨県の境目にあり、作曲は別荘でないとできないらしい。別荘と言っても、豪邸にしか見えない。作曲をするのは時計台の上の部屋で、「おもひ」という世界最速1億回再生された曲が生まれた場所でもある。

生須(なます)  (男性)

警視庁特殊犯捜査係に所属している。

怒るとキレて雷を落とすことからついたあだ名が「電気ナマズ」。

任務には頭も使うタイプらしく、ハミングバードの裏をかこうと警備網を工夫している。

ロンが作った黒蜜ドーナツを食べており、いかつい顔に似合わず甘いものもいけるらしい。

山王(さんのう)  (男性)

山梨県警。にょにょんの別荘が東京都との境目にあるため、ハミングバードの誘拐予告状が届いたと言って別荘にやってくる。

一見、物腰柔らかそうなタイプに見えるが、口を開くとさらりと嫌味なことを言うタイプの人間。

ロンが作った黒蜜ドーナツを食べている。感想は「美味しい」けど「非凡な才能というほどではない」。

樋口(ひぐち)  (男性)

ライブハウス関係者で都々丸の友人。

三橋(みつはし)  (女性)

にょにょんのマネージャー。

黒髪のボブカット。白メッシュがサイドに入っている。

彼女の淹れる紅茶は美味しいとにょにょんおススメ。

大山牧辰(おおやままきたつ)  (男性)

天才木彫アーティスト。

ハミングバードに誘拐され、仏像を彫らされた後、三日後に解放された。

心理学研究室殺人事件

青江 尊徳(あおえたかのり)  (男性)

都京大学の丸山教授研究室の助教。

認知心理学が専攻で、「記憶研究」を専門にしている。

国際的な学術誌に何本も画期的な研究論文を投稿し、専門分野では右に出るもののいない若きエースと呼ばれている。

彼の研究成果のおかげで、研究室内には最新の設備が整っている。

姫野 かなえ     (女性)

丸山研究室で学ぶ学生。青江から優秀とお墨付きをもらっている。

青江助教のことを心から尊敬しており、チコリが都々丸を崇拝しているのと同じ強度で彼女も青江助教のことを慕っている。

都々丸いわく「ミニチコリ、息の合った姉妹みたい」、ロンも「チコリとそっくり」と笑っていた。

慕うあまり、他の学生からは媚を売っていると誤解されているところがある。

明るい髪色のショートカットで、物腰丁寧で優しそうな女性。

大井川 旬      (男性)

丸山研究室で学ぶ学生。

黒髪の短髪。

実験室の予約がかぶっていたせいで、今井と喧嘩になった。

研究室のパソコンに入っている他人の実験データを消して邪魔をするなど、悪質な妨害をしていたらしい。

今井 蓮次郎(れんじろう)  (男性)

丸山研究室の学生。

明るい髪色の短髪。

実験室の予約がかぶっていたせいで、大井川と喧嘩になった。

姫野にフラれたが、諦めきれずストーキング行為をしていたらしい。

二木 理子(にきりこ)  (女性)

丸山研究室の学生。

明るい髪色のロングヘアをお団子でまとめている。

青江に対する姫野の態度が気に入らないのか、「媚を売っている」と嫌味をいっていた。

姫野とは度々ぶつかっていたらしく、嫌っているのを隠そうともしていなかった。

高原オーベルジュ連続殺人事件

タイガ・ダン    (男性)

アメリカ人。ニューヨークのど真ん中に事務所を構える弁護士。

アメリカのみならず、世界中で仕事をしているらしい。

日本で活動する時は東京のホテルを拠点に使用している。

商売柄なのか初対面の相手にも臆さず話しかける。

日本語はぺらぺら。

韻を踏んでツッコミを入れられるほどの熟練具合である。

レニ・ガードナー    (男性)

フランス人。

ほとんど話さないが、セリフは英語で書かれていた。

酒井 秋助(さかいあきすけ)  (男性)

ロン達が泊るオーベルジュ「リユニオン」の雇われシェフ。

雇われの上、他の従業員が欠勤して一人ですべて切り盛りする羽目になった。

そのためか言動が落ち着きがない。

二言目には「雇われなので」と言い訳のようにいう。

料理の腕は確か。

ミア・コスタ    (女性)

イタリア人。

まだ高校生。おそらく17歳。

オーベルジュには日本に住んでいる叔母に招待されて来た。

叔母の影響で日本の文化が好きになり、独学で日本語を学び、かなり上手に会話できる。

ところどころ、単語や「わお!」といった感嘆詞にイタリア語がまじる。

トム・ササオカ    (男性)

国籍不明。タクシードライバー。

キャラデザは外国人風。

日本語も多少話せるようだが、母国語は英語の様子。

カレン・リリー    (女性)

国籍不明。

セキュリティ会社社長。

日本語を話しているが、一言目にまず英語を話してから、日本語で同じニュアンスのセリフをもう一回言うという話し方をする。

亡くなった伴侶が日本人だったため、日本語が話せる。

しかし読み書きはできない。

ロンによると、彼女には会社社長という顔以外に、裏の顔もある様子である。

実際にピッキング、スリの腕前とも、かなりのものである。

かなり勝気で攻撃的な性格をしており、殺人事件に巻き込まれているというのに強気な態度を崩さない。

ビル・クラーク    (男性)

国籍不明。

人懐っこい性格をしている様子。

職業は外科医。

語学が趣味で5ヶ国語が話せる。

冗談なのか、エルフ語も話せるという。

ジム・ゴア(男性)

故人。

17年前にテムズ川で惨殺死体で発見される。

専門分野は不明だが、研究者であり殺害事件が新聞の大見出しになるほどの著名な博士だったと思われる。

彼の殺害事件はM家が関わっていたことをBLUEが確実視する数少ない事件の一つである。

三日月のあざのある男

正体不明の男性。

17年前のジム・ゴア博士殺人事件で重要な役割を果たしていたと思われる人物。

占いプリンス殺人事件

占いプリンス   (男性)

「爆アゲ占い」で大人気の男性占い師。

人のことを見抜く力を持ち、運勢を爆アゲするアイテムを教えてくれる占いがよく当たると評判。

その顧客は政治家や芸能人までと幅広く、多くの人が彼のオリジナル爆アゲアイテムを奪い合うほど。

本人はお金を稼ぐのが大好きのようで、動画、出版、物販などなど……ありとあらゆる手段でお金儲けをしている。

出版記念サイン会は1人1万円というお値段設定。

儲けた金の明細を見てとてもいい笑顔をしている。

長髪を後ろで一つにまとめ、ひげをはやし、和服を着る、誠実そうな声質に気を付けるなど、外側から占い師っぽい雰囲気をだしている。

爆アゲ占いを始めたきっかけは飛行機事故で奇跡的に生還したためらしい。

そのためか爆アゲ占いの効力は自ら信じ込んでいる。

迷えるコアラ   (女性)

SNS上のニックネームだと思われる。

若い女性で、占いプリンスのファンだった。

武井さん  (女性)

占いプリンスがサイン会をした料亭のおかみ。

この人も占いプリンスのファンで、サイン本をちゃっかりもらっている。

風船生首殺人事件

オモダ社長

ベンチャー企業の社長。

戸波宅巳(となみたくみ)  (男性)

オモダ社長の知人。

「双子の牢」密室殺人事件

三羽純太郎(みはねじゅんたろう) (男性)

双子の建築物の片割れ「月の牢」の所有者。

7年前から行方不明になり、死亡扱いになっていた。行方不明時は37歳。

「宇宙と繋がればおのずと……」という名前の教団に入っていた。

三羽葉子(みはねようこ) (女性)

純太郎氏の妻。入り婿だったようだ。

気の弱い性格をしている。

三羽キヨタカ  (男性)

純太郎と葉子の息子。

気の弱い性格の母に反してわりとしっかり者。

加持純二(かじじゅんじ) (男性)

純太郎の弟。顔が純太郎氏そっくりである。

坂ノ上柿(さかのうえかき) (女性)

使用人。使用人として働いて30年以上経過している。

少々キツイ性格のようで警察や探偵相手に怒鳴り散らすこともしばしば。

かなり年配の女性で少々ボケてきているらしい。

シャチ  (男性)

ロックな見た目の男性。ロックと言ってもデーモン小暮閣下系のビジュアルである。頭につけているバンダナの模様から察するに、おそらくイギリス人。

「ひょっ」や語尾に「なーっ」をつけるのが口癖。フェネック家に仕えており、フィンの用心棒。事件現場では彼女の助手としても働いており、ノートパソコンに記録をとっている。彼女が高い場所に手を届かせたいときには肩車をしたりと、見た目とは裏腹に献身的である。フィンが捜査に使いそうな道具を持ち歩く役目もしている。

フィンのことをお嬢と呼ぶ。2人の関係は不明だが、少なくともシャチはフィンのことを「可愛い」と女性として魅力を感じている。

ロンがBLUEで学んでいた時に同級生だった。その時は今のようなロックテイストではなく、シャイな青年で、フィンの後ろでもじもじしていたらしい。髪型も普通だった。

昔からフィンに付き従い働いている。BLUE時代からフィンに尊大な口をきくロンに対していい感情は持っていない様子。

フィン・フェネック (女性)

密室学の世界的権威であり、名探偵。

BLUEでも教鞭をとり、密室学を教えている。ロンも授業を受けていたが、フィンの天才ぶりにはさすがのロンも当時、全く適わなかった。教官ぶりが板についているようで事件現場でも講義するように謎解きを披露する。

腰から探偵免許証をぶら下げている。免許証のランクは最高位のS。

髪型はボブヘア。表情を変えることがなく、常に真顔である。ハリー・ポッターを彷彿とさせる洋服を身に着けている。

彼女の捜査方は一風変わっており、証拠品や事件現場に直に手を触れることで行われる。手に触れることで、重さ、材質、内部構造など様々な情報を引き出せる。さらに記憶力も良いようで、10年前に触れた同じ物質が同一のものかも鑑定できる。人呼んで「フェネックス触診(タッチ)」。彼女はこの能力で5000以上の隠し部屋、3000以上の違法建築、10000以上の物理トリックを見破ってきた。彼女のモットーは物理の側面から犯罪の真相に迫ることにある。そして彼女の真に興味があるのは犯罪を暴くことでも、犯人を逮捕することでもなく、密室トリックを暴くことのみにあるようだ。守備範囲は実際の犯罪現場から紀元前の遺跡で発見された密室までと実に幅広い。フィンの興味はロンが関わった「血の実習事件」にも及んでいるらしく、何かを知っているそぶりを見せている。

自分の興味のあるものしか気にしない性格で、父からはたしなめられていたらしい。彼女自身は父の言葉を実践しようと心掛けている節がある。ロンと再会直後に、ロンが探偵行為をしていると分かり次第罰すると釘を刺したりと、自分にも他人にも厳格な性格をしているようだ。

父の存在が何かのコンプレックスになっているのか、度々父の言葉を引き合いに出して己の態度を戒めるような言動をとっている。

見た目はまだ若い女性なのだが……実績や教え子であるロンとの年齢差を考えると年齢不詳である。

ちなみにフィンが何歳なのか、年齢を推測してみました。推理とも呼べない稚拙なもので、完全にオマケですがお付き合いくださる方はこのまま読み進めてください。

オマケ フィンの年齢

フィンの年齢を推測するのに役立ちそうな情報は以下の通り

  • ロンは5年前までBLUEの生徒だった
  • その時既にフィンはBLUEの教官だった
  • シュピッツがBLUEの教官になったのはロンが退学した後である
  • フィンの探偵としての功績は5000以上の隠し部屋、3000以上の違法建築、10000以上の物理トリックを見破ってきたというもの。

まず③から、BLUEの教官資格は卒業後すぐに取得できるものと思われます。卒業年齢が何歳かはわかりませんが、仮に4年制大学と同じくらいにしておくと、22歳で卒業となります。

ロンは在学中に退学処分となったはずなので、21歳に退学とすると、①より現在ロンは26歳となります。

ロンが21歳当時、②からフィンは既に教官で、22歳を超えていたことになるでしょう。つまり彼女の現在の年齢は27歳を超えているのでは?と予測できます。

ロンが在学中から探偵として捜査を手伝っていたような記述が作中にありますので、優秀なフィンも在学中から探偵として活躍していたことでしょう。とはいえ子供のような年齢から現場をウロウロしていたとは考えづらいので、日本の義務教育終了の年齢15歳から、フィンが活躍していたと考えます。

フィンの探偵としての活躍年数は 27ー15=12 12年以上は経っていると推測できます。

さて、ここで④の彼女の実績から年間、どれくらいの物理トリックを見抜いていたか計算してみましょう。

まず、10000÷12をしてみます。すると833.333……という数字が出てきます。

年間、833件もの物理トリックを解いていた計算になります。しかし、1年は365日ですから、これは滅茶苦茶な数字に思えます。しかし、物理トリックを仮に1日に1つ解き明かしていたとして逆算すると、10000÷365でなんと約27年かかってしまうのです。そうするとフィンの年齢は15+27で42歳ということになってしまいます。

彼女の見た目からそれはない! と思えますので、これはどこかで推測を間違えていることになります。おそらく、物理トリックというのが、1つの事件につき1つしか物理トリックを使っているとは限らず、1日に何件も物理トリック解明の件数を稼げた事件もあった、という説明でこの矛盾は解決できます。

では、隠し部屋と違法建築の件数を使って計算してみましょう。

5000÷12=416.666……

3000÷12=250

1年で隠し部屋416以上、違法建築を250以上見破ったことになり、どちらも少し多いな、という印象です。特に違法建築は怖い、そんなに発見してほしくない。

違法建築の発見を1年間に200件、150件、100件となるように逆算してみましょう。

フィンの探偵としての活躍年数は順に15年、20年、30年となります。

15歳から探偵として活躍していた、と推測していたので、フィンの現在の年齢は順に30歳、35歳、45歳となります。

45歳はないだろ、と思いますので、どうやら彼女の年齢は30代前半なのでは?という計算に落ち着きそうです。

シャチが「お嬢」と読んでいますから、30代の女性に「お嬢」は微妙なラインですが、未婚だったら昔からの呼び名で呼び続けてもおかしくはないか……と思います。フィン、呼ばれ方とか気にしなさそうですしね。

というわけで、フィンの年齢は「30代前半」で、35歳を超えていることはないだろう! が私の結論です。どうでしょう? あなたの予想に近かったかな?

ここまで読んでくださったあなた、本当にありがとうございました!

見えない血文字殺人事件

中前真弓(なかまえまゆみ)  (女性)

黒髪を後ろで一つ縛りにした厳格な顔をした中年女性。

真弦流という弓道場で教士をしている。教士というのは武道における称号の一つで、上から2番目の称号である。

真弦流の創始者の直系で、大会の開会式で演武するほどの腕前の持ち主。名人級だった父親の教えを受け継ぎ、若いころは「女性版 那須与一」という二つ名を持っていた。

弓道場は神聖な場所であり、練習に邪念が入ることを嫌う。

小手川収(こてがわしゅう)  (男性)

真弦流に所属する生徒の一人。黒髪の男性で顔にホクロが2つあるのが特徴。弓をひくフォームが美しい。

菜園茜(さいえんあかね)  (女性)

真弦流に所属する生徒の一人。明るい髪色のショートカットの女性。

東盤幹夫(とうばんみきお)  (男性)

真弦流に所属する生徒の一人。色黒の男性。

野良鯖虎(のらさばとら)  (男性)

まだ若い男性。東京都十一味町の地域限定で活躍する探偵。そのせいかどうかは知らないが「あっし」「冗談言うない」などと口調が江戸っ子っぽい。実家はペンキ屋。ネットを使って独学で探偵になった。地域限定で探偵活動しているのは町を愛しているからだそうだ。

頭に「野良」と文字入れした変わった帽子をかぶっている。

十一味町では有名な探偵。探偵といっても、推理、浮気調査、猫の捜索と、守備範囲は広い。彼の名が有名なのは悪い方の意味で、登場回でも都々丸もビックリのトンデモ推理を披露している。ただ、猫探しはきちんとやりとげた形跡があるし、立ち入りに許可が必要な事件現場に潜り込んでいたりと、底の知れないところがある。なお、野良本人はトンデモ推理を繰り広げている自覚はなく、むしろ推理を外すことの方が珍しいという自己認識である。

幼い時にカラスに襲われた経験があり、それ以来カラスが大嫌い。鳴き声を聞くだけで心拍数があがる。

硬貨と刻印事件

矢野部竜(やのべりゅう)  (男性)

42歳。会社員。殺人事件の被害者として発見される。

長岡  (男性)

小太りの中年男性。東京都臨海医科大学の死因究明センターでセンター長を務める。

盆踊り殺人事件

エルマー・スティングレイ  (男性)

ロンと同年代くらいの若い男性。ゆるくウェーブがかかった金髪は肩にかかるくらいの長さである。この人もイケメンだが、すぐにバレる嘘をついたりと実に胡散臭い。

BLUE時代にロンと面識があるらしい。ただし、エルマーとロンが同時にBLUEに在籍していたのはわずか3日とのこと。自称、ロンの親友で相棒。現在は犯罪研究家として探偵や警察のコンサルタントをしているらしい。

BLUEには転校生としてやってきた。本人はその前はアメリカにいたと話している。

日本語が好きで習っていたことがある。

特徴的なとげとげとした形をしたアクセサリーをしている。

春野 七(はるのなな)  (女性)

演歌アイドルで大スター。アイドルと言っても15年以上前からの人気者のため年相応の見た目をしている。

現在も麦茶のCMや紅白に出演したりとお茶の間の人気者である。

柊(ひいらぎ)  (女性)

春野七のマネージャー。まだ若い女性。春野七との関係は良好らしく、彼女がもう長年活躍し、若くないことをからかったりしているらしい。

木村  (男性)

お祭りで大太鼓を演奏していた男性。明るい髪色をしている。

筒井  (男性)

お祭りで小太鼓を演奏していた男性。黒髪。

立石  (男性)

お祭りで横笛を演奏していた男性。黒髪でそばかすがある。

残念なイケメン揃い!? 登場人物紹介 鴨乃橋ロンの禁断推理” に対して3件のコメントがあります。

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