イケメンだけど超変人な名探偵が主人公『鴨乃橋ロンの禁断推理』あらすじ紹介パート4
こんにちは、活字中毒の元ライター、asanosatonokoです。
このページでは、ジャンプ+で連載中の漫画『鴨乃橋ロンの禁断推理』のあらすじと感想をご紹介しています。
鴨ロンを当ブログでは推し続けておりますが、世間的にも人気が高まっているようで、2023年秋にはアニメ化もしましたし、2ndシーズンも2024年10月から開始です!
推している作品がこうしてメディアミックスされるのは本当に嬉しいですね!
本編も第1章が完結し、第2章の連載が始まっております。

アニメ化や新章突入を機会にもっと読者が増えるといいなあ……!
それでは、このページでは第2章からのあらすじと感想をご紹介していきます。
パート1からパート3までは第1章のあらすじと感想をご紹介しています。
パート1では私の「天野明愛」と「鴨ロン愛」も熱く語っております……!
よろしければ過去ページもご覧くださいね。
1.鴨乃橋ロンの帰還
(あらすじ)
M家との死闘からしばらく、ロンは都々丸と共にイギリスへ向かっていた。
目的地はBLUE。
久々の古巣に戻ったロンだが、BLUEは世界各地で発生中の探偵行方不明事件に揺れていた。
行方不明になった探偵の中にはBLUEの教官も含まれていたのだ。
行方不明の教官の代役を頼まれた都々丸だが、生徒たちには完全になめられてしまう。
さらに生徒が他殺体で発見されてしまい……!?
第97話は単行本11巻に収録、第98~100話は単行本12巻に収録
(感想)
新章突入!
ということで、最初からお話の舞台がイギリスへと飛びました。いいですよね、イギリス。伝統を重んじながらも現代を受け入れていく懐の深さもあるような魅力的な国です。
それはさておき、新章ということもあるのか、新キャラ目白押しです!

変人さが滲み出つつも、カッコよかったり可愛かったり「どんな性格なのか早く知りたい!」と思わせるキャラデザばかりでした。
しかし、都々丸が初対面の人間に侮られがちなのはイギリスでも同じようです……
プライドが天高くそびえたっているのはBLUEの生徒たちの共通点のようで、都々丸がどうやって彼らの心を掴むのか、注目の展開です。
さらに、お話のラストには衝撃的な展開も待っているので、こちらも見逃せませんよ!
2.幻想獣連続殺人事件
(あらすじ)
ロンと都々丸はエメ校長と会うために休日のBLUEを訪れる。
そこにはアリッサ、ナイトJrら生徒たちの姿もあった。
しかし、休日の和やかな雰囲気は一転、BLUEの学園内で凶行が行われ、さらに現場では不気味な姿をした犯人らしき人物のうつったメッセージ動画が再生されていた。
『「探偵」の反対はなーんだ? 解けなければ事態は進む』
BLUE内に閉じ込められてしまったロンたち。
無事に犯人の凶行を止め、脱出できるのだろうか……
第101~106話は単行本12巻、第107~115話は単行本13巻、第116話は単行本14巻に収録
(感想)
いよいよ本格的にお話が動き出しました。
舞台は名探偵を育て上げるための場所、BLUE。
そんなところで犯罪を起こすなんて犯人の肝が据わりすぎてて恐怖すら感じさせますねー……
犯行内容もタイトル通り現実には存在しない獣に襲われたかのような状態で被害者が発見されたり、古い書物のページが残されていたりと、かなり不気味な雰囲気に仕上がっています。
なんとなくですが、横溝正史の和風ホラーな世界観を洋風に置き換えたら『幻想獣連続殺人事件』のような雰囲気に仕上がる感じがしますね。

ロンたちとBLUEの生徒たちが本格的な事件の渦中に放り込まれ、共闘するのか、それとも反目し合うのか、そういう人間関係の変化も面白い回でしたが、事件の世界観そのものもとても魅力的だったと思います。
そして、この回は鴨ロン史上でもトップクラスの長く続いた事件でしたが、最後には衝撃の事実が判明します!
この事実を知らずして第2章は語れません!
コメント欄を湧きあがらせた事実を、ぜひ確認してみてください。
3.メゾン・ド・カモノハシの怪事件
(あらすじ)
ロンドンから帰国したロンと都々丸。
空港まで出迎えに来てくれていた雨宮との再会の喜びも束の間、彼女からメゾン・ド・カモノハシ(ロンが管理人を務めているアパート)で起きている怪奇現象について聞かされる。
いわく、アパートの外壁に首つり死体が見えた。
いわく、エレベーターの中に血まみれの女性の死体があった。
などなど……今まで平和で怪奇現象など起きたことのないメゾン・ド・カモノハシで住人たちから次々と怪奇現象が報告されているという。
「危険だから」と止める雨宮の言葉もそっちのけに、事件に目がないロンは嬉々としてアパートへと帰るのだが……
果たして怪奇現象相手にも名探偵ぶりを発揮できるのだろうか?
第117~120話、単行本の第14巻に収録
(感想)
衝撃的で凄惨な事件の後には、お待ちかねの日常編です。
日常編では以前にも「みんなで鍋をしようと思ったら白菜が全部売り切れていた」という『消えた白菜事件』という「なんだそりゃ?」な事件がありましたが、今回のテーマは怪奇現象です。
既にあらすじでも名前の挙がっている、都々丸、雨宮はもちろん、翡翠、もふ、チコリの3人も登場し、ワイワイと楽しめる回でした。
ハラハラドキドキのガッツリとした(?)殺人事件の謎解きやM家との戦いも面白いですが、たまにはのんびり「いい意味でくだらない」事件も癒されますね。
今回は私の推し、シュピッツが不在でしたが(彼はどうやらロンドンに残ったらしい、残念!)、その代わり「あの人」がなんとも微笑ましい一面を見せてくれました。
イケメン好きの女性は必見です。
4.鎌倉茶屋殺人事件
(あらすじ)
ロンと都々丸は翡翠、チコリと共に鎌倉に観光に訪れる。
鎌倉の名所めぐりを満喫する4人だが、たまたま立ち寄った和菓子処で凄惨な殺人事件に遭遇してしまう。
斬り殺された店主の口の中には、なぜか一つの和菓子が丸々詰め込まれていた。
容疑者はその時店にいたライバル店の店主や、店員と客たち。
捜査を開始するロンたちだが、妙に殺人事件慣れした一人の客が気になるのだが……
第121~124話、単行本の14巻に収録
(感想)
メゾン・ド・カモノハシの怪事件に引続き日常回か……と思いきや、血なまぐさい殺人事件に巻き込まれたロン達。
今回の犯人は舞台が鎌倉ということもあり、鎌倉に詳しい人ならわりとすぐにわかるんじゃないかなと思います。
そして今回の目玉はなんといっても新キャラクターの登場にあります。
コメント欄も「またイケメン増えた!」とにぎわっていましたね~。
天野明さんの漫画はほとんど読んでますが、今回のキャラデザは今までになかった感じなので新鮮さもあってよかったです。
しかしイケメンでも癖が強いのが本作(いや、天野ワールド?)のお約束……
新イケメンのキャラの濃さはロンといい勝負、どんどん本編にでてきてほしいですね!
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