2022年9月14日 / 最終更新日時 : 2022年9月14日 asanosatonoko ①小説 サンドバッグにされても……わずかな光がさす『夜がどれほど暗くても』読書感想 元ライターが作家目線で読書する当ブログへようこそ! 中山七里さんといえばミステリが代名詞の作家さんではないでしょうか。デビュー作の『さよならドビュッシー』から始まり、次々とミステリのシリーズや単発本を発表されています。 […]
2022年9月8日 / 最終更新日時 : 2022年9月8日 asanosatonoko ①小説 マスメディアを非難し、読者をも斬る!?『セイレーンの懺悔』読書感想 元ライターが作家目線で読書する当ブログへようこそ! 本をご紹介する前に、最初にこれだけは述べておきましょう。 私の正直な感想です。 「この本、読みづらかった……」 面白くないわけではないのですが、主人公の性格や作品のテー […]
2022年9月1日 / 最終更新日時 : 2023年4月7日 asanosatonoko ①小説 2024年大河ドラマ「光る君へ」を楽しむためにおススメの本はどれ? 元ライターが作家目線で読書する当ブログへようこそ! このページでは2024年大河ドラマ「光る君へ」をより楽しむためにおススメの本をご紹介します。 大河ドラマの主人公は紫式部。日本が誇る古典の超大作『源氏物語』の作者です。 […]
2022年7月19日 / 最終更新日時 : 2022年7月19日 asanosatonoko ①小説 「美」がすべてを狂わせていく…読み応え抜群の京都小説『異邦人』読書感想 元ライターが作家目線で読書する当ブログへようこそ! 異邦人と書いて「いりびと」と読ませます。これは京都独自の読み方だそうです。 『異邦人』は京都を舞台にした小説で、 「美」がいかに魔性を秘めたものであるかということ、そし […]
2022年7月12日 / 最終更新日時 : 2022年7月12日 asanosatonoko ①小説 タイトルは読者にだけ仕掛けられた謎『だから殺せなかった』読書感想 元ライターが作家目線で読書する当ブログへようこそ! 第27回鮎川哲也賞の優秀賞を受賞した作品です。 鮎川哲也賞は推理小説の中でも特に本格的な作品に特化して募集している文学賞です。この賞を受賞してデビューした作家の中にはト […]
2022年7月7日 / 最終更新日時 : 2022年7月7日 asanosatonoko ①小説 あの人が闇落ちの危機!? 恋も復讐も急展開の『ばけもの好む中将11 秋草尽くし』読書感想 元ライターが作家目線で読書する当ブログへようこそ! 今は昔、平安京の時代を舞台に本物のお化けや妖怪を探して回る美貌の貴公子・宣能(のぶよし)と、そのお供をする下級貴族の宗孝のコンビが活躍するシリーズ11作目です。 シリー […]
2022年7月5日 / 最終更新日時 : 2022年7月9日 asanosatonoko ①小説 人間ってこんなことできるんだ…脱獄王をモデルにした急行な作品『破獄』読書感想 元ライターが作家目線で読書する当ブログへようこそ! 昭和の時代、日本に一人の脱獄王がいたことはご存知でしょうか? その脱獄王の名前は白鳥由栄(しらとりよしえ)。彼の脱獄回数はなんと4回。うち一つは無事故歴27年を誇り、日 […]
2022年6月23日 / 最終更新日時 : 2022年11月23日 asanosatonoko ①小説 展開の読めなさ度MAX、顔を焼かれた遺体の意図とは?『聖者の凶数』読書感想 元ライターが作家目線で読書する当ブログへようこそ! 『警視庁殺人分析班』シリーズの5作目です。 物語の中の季節は楽しくふわふわとした気分漂うクリスマス……しかし、事件は時期なんて選んでくれません。今回発生する事件もまた、 […]
2022年6月13日 / 最終更新日時 : 2022年6月13日 asanosatonoko ①小説 傷ついた心を手当てするのは、水墨画。繊細かつ大胆な魅力にハマる『線は、僕を描く』読書感想 元ライターが作家目線で読書する当ブログへようこそ! 第59回メフィスト賞受賞作です。他にも本屋大賞第3位(2020年)やブランチBOOK大賞(2019年)を受賞するなど、輝かしい受賞歴を持った作品です。メフィスト賞は固定 […]
2022年6月9日 / 最終更新日時 : 2022年6月9日 asanosatonoko ①小説 小学生だったあの子も高校を卒業か……巣立ちの春をえがいた『イエロー・サブマリン』読書感想 元ライターが作家目線で読書する当ブログへようこそ! 東京バンドワゴンシリーズ、第15作目です。本作でも、東京の下町の大家族・堀田家がちょっと不思議な事件に巻き込まれて解決に奔走しています。 1冊出版されるごとに作中の時間 […]