イケメンだけど超変人な名探偵が主人公『鴨乃橋ロンの禁断推理』あらすじ紹介パート3

元ライターが作家目線で読書する当ブログへようこそ!

このページでは、ジャンプ+で連載中の漫画『鴨乃橋ロンの禁断推理』のあらすじと感想をご紹介しています。

パート3は『盆踊り殺人事件』からご紹介しています。

パート2は『夜蛇神様殺人事件』から『硬貨と刻印殺人事件』までをご紹介しており、それ以前のお話はパート1の記事をご覧ください。

パート1では私の「天野明愛」と「鴨ロン愛」も熱く語っております……!

『鴨ロン』もこの記事を書いている現在、コミックスベースで8巻までの発売が決定済です! お気に入りの作品が長く続いてくれること以上に漫画好き人間にとって嬉しいことはありません……!

さらに嬉しいことに『鴨ロン』は法月倫太郎さんをはじめ、そうそうたるミステリ作家から賛辞と推奨の声をいただいています。中でも驚いたのは有栖川有栖さんですね、新本格派と呼ばれる難解なトリックが作品の中心にあるザ・ミステリを長年書き続けているベストセラー作家からも絶賛されるとは、『鴨ロン』恐るべしです。

語りだすと長くなるのでこの辺にして、『鴨ロン』あらすじと感想をご紹介していきましょう!

現在『盆踊り殺人事件』までを収録しています。コミックスの発売やジャンプ+での公開のタイミングでアップしていきますので、しばらく経つと内容が変わっているかも……またぜひのぞきに来てくださいね。
(最終更新日 2023年5月1日)

1.『盆踊り殺人事件』

(あらすじ)

ロンのアパートを訪ねてきた若い男性、エルマー・スティングレイ。彼はロンがBLUE在籍中に、ロンの親友であり相棒であったと話す。

しかしロンはエルマーのことを何一つ覚えていない。エルマー自身の胡散臭い態度もあいまって、「エルマーがM家の内通者では?」と疑いを持ったロンはエルマーをよく知るために彼を近所でやっていた盆踊りへと誘う。

大物演歌アイドルの春野が招かれ、にぎわう会場だが、突然の停電の後、惨劇が起こる……

第68は単行本8巻、第69話~第71話は単行本9巻に収録

(感想)

イケメンきた!!

またイケメンが登場しました、エルマー・スティングレイ。長めのゆるくウェーブのかかった金髪で、おとぎ話の王子様のような見た目のイケメンです。Dr.ヒルシュの見た目がマッドサイエンティストそのものだっただけにギャップもすごかったです(笑)

しかも見た目がいいだけに、逆に怪しさも倍増……エルマーが「敵か味方か」コメント欄でもアナグラム(文字をランダムに組み替える暗号のようなもの)を考えたりして盛り上がっていました。

しかしエルマー君、イケメンではあるのだけど、そんなに魅力的な人物にも感じなかったんですよね……エルマーがどんな性格をしているのか、このお話だけではほっとんどわからなかったんです。よく知らない部分が多すぎてミステリアスにもいきつかないというか。

キャラデザの気合の入り方からしても、エルマーは再登場の機会もあるだろうし今回のお話では見られなかった内面を見る機会もあることでしょう。

ちなみに、今回のお話では「都々丸 VS エルマー ロンの相棒はどっちだ対決」がひとつの目玉でもありました。ロンの「親友 兼 相棒」と言い切るエルマーに雨宮先輩にどんなに邪見に扱われても突っ込むだけで終わらせる都々丸が思わず「ムッ」としていて可愛かったです。

ロンの相棒は君しか務まらないよ、都々丸。

2.『マイロからの招待状』

(あらすじ)

ロンの元にM家当主・マイロからの手紙が送られてくる。クルーズ船への招待状だ。クルーズ船にはロンの人生から5年の月日を奪った張本人でもある、BLUEに潜り込んだM家の内通者が乗り込んでいるという。

罠ではと警戒する都々丸に、罠を承知で乗り込もうとするロン。

そこに、とある意外な人物から荷物が届く……

第72、73話、単行本9巻に収録

(感想は次の3.『血の実習事件』と一緒に書きます)

3.『血の実習事件』

(あらすじ)

時は過去にさかのぼり、ロンがまだBLUEに在籍していた頃のお話。

抜群の推理力で他を圧倒し、そのせいで友人など一人もいなかったロン。

そんな彼の運命を変えた血の実習事件発生までの数日間を辿っていく。

血の実習事件に関わったBLUE関係者とはいったい誰なのだろうか……

第74話、75話、単行本9巻に収録

(感想)

いよいよ! 『鴨ロン』がそれこそ第1話からずっと伏線として引っ張り続けてきた「血の実習事件」にメスが入りました!

M家の内通者であり、ロンの 年間を奪った許されざる敵、その正体は?

……残念ながらその正体を特定するのは「マイロからの招待状」を受けるしかなさそうです。

しかし血の実習事件の概要はわかりましたし、おそらく事件を紐解くヒントは散りばめられていたんだろうなあ、と思います。

全っ然わかんなかったですけどね!(笑)
ビッグベンの鐘の音とか怪しいと思うんだけどなあ、それがどう関係しているのかはさっぱりわかりません^^;

ちなみに、今回で血の実習事件の容疑者が4人、挙げられるのですが、コメント欄では「第5の人物」が容疑者候補として挙げられていました…… 確かに怪しいんですよね、あの人……

果たしてロンを罠にはめたのは誰なのか?

次回から連載始まって以来、一番の盛り上がりを見せるのではないでしょうか?!

4.『悲劇の航海連続殺人事件』

(あらすじ)

ついにマイロが用意した舞台に乗る日がやってきた。豪華客船「プレシャス・ドルフィン号」に乗りこむロンと都々丸。

客の中にはDr.ヒルシュ、フィン、シャチ、そしてエルマーの4人の姿もあった。

この4人の中に、かつてロンを罠にはめ、そして今もなおBLUEにマイロの手先として潜り込んでいる裏切り者がいる!

表向きは豪華客船による優雅な旅だが、次々に惨劇が発生する。

4人の中にこの惨劇を起こしている犯人がいる……ロンと都々丸は犯人をあぶり出すために行動を起こす。

しかし、マイロと裏切り者の魔の手はロンと都々丸にも伸びてきていた……

第76話~第96話、第76話~第78話まではコミックス9巻、第79話~第88話まではコミックス10巻に収録、それ以降はジャンプ+で公開中

(感想)

全21話の尺を使ったロン・都々丸 VS マイロの大長編でした!

このお話の中で、過去のロンに起きた事件の真相と、裏切り者が誰なのか、そしてマイロとの勝負の行方、
全てが決着します!

毎週ね、それはもう大興奮で読んでいました。

船で起きる事件の謎解きも面白かったですし、ロンがBLUE時代に巻き込まれた事件の謎が自分には全くわからず早く真相を知りたかったですし、裏切り者が誰かも気になりまくったし、客船からロンと都々丸が無事に降りられるのかもまったく見通せなかったし……

とにかく第一部の最終エピソードに相応しい盛沢山な内容でした!

え?第一部の最終エピソード?

そう、さらっと書きましたが『鴨ロン』のお話はここで一段落尽きます。

1か月ほどの休載を経て、第二部の連載が始まるのです!(2023年6月4日予定)

これ、本当によかったです。

お話がめっちゃ盛り上がってるし、ラスボスと思われたマイロとの直接対決にまで話が及んでるし、まさかここで連載終了するの? でもアニメ化も決定してるのに!?

と、ジャンプ+のコメント欄には作品の存続を望む声が毎週のように書き込まれていました。いや、とにかく続いてよかったよね!

ここまではロンが過去を克服していくお話がテーマでしたが、第二部からはロンが探偵として活躍する世界観のお話になりそうです。

イケメンだけど超変人な名探偵が主人公『鴨乃橋ロンの禁断推理』あらすじ紹介パート3” に対して4件のコメントがあります。

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