『あそび×くふう レゴゲーム』LEGOの本で遊んでみた感想、あると便利なブロックなどをご紹介

元ライターが作家目線で読書する当ブログへようこそ!

今回ご紹介する本はこちら↓

あそび×くふう レゴゲーム 50のアイディア   ポプラ社

本の表紙
本の裏表紙

これまでもポプラ社から出版されている 

LEGOブロックを使った知育本『カラコロピタン』『メカメカツクール』

実際に息子と遊んでみて、その感想をご紹介してきました。

今回はその第3弾です。

本書のテーマはLEGOブロックを使って、いろいろな遊びをしてみよう!

になっています。

LEGOブロックというと、つい、「上手に何かを作らなきゃいけない!」と

思い込みがありませんか?

この本では、「いえいえ、もっと気楽に、LEGOを使って遊びましょうよ」という

発想の元、ちょっとした遊びのアイディアがたくさん紹介されています。

これまでの『カラコロピタン』『メカメカツクール』

LEGOブロックを大量に必要としたり、しっかりと作りこまなきゃいけなかったり、

まだ手先がそこまで器用ではない子供には保護者が付き添う必要もあったりと

遊ばせるにも、保護者のやる気が求められる部分があったのですが(笑)、

今回のは、使うブロックも少なくて済む遊びや、

子供一人でもできる遊びが紹介されています。

この記事を書いている現在、5歳の息子と遊んでみましたが、

最初は私が少し、作ってみせたりお手本を見せたりして興味をひいてやる必要はありましたが、

その後は「自分でもやってみる!」と1時間くらい、一人で黙々と遊んでくれました(^^)

今回も付属のLEGOパーツがついてきますので、

もし家に少ししかパーツがなくてもすぐに遊べるようになっています。

それでは、 ・付属のパーツはどんな種類のがあるのか

      ・どんな遊びが紹介されているのか

      ・子供と実際に遊んでみての感想

      ・おうちに追加であると、もっと遊びやすくなるパーツの紹介

などなどを中心に、内容をご紹介していきます。

目次 1.付属パーツを公開
   2.どんな遊びが紹介されている?
   3.実際に息子と遊んでみました
   4.あると便利なブロック

1.付属パーツを公開

本の表紙の隙間から、ちらっとだけ見えている付属のLEGOパーツ、

一体どんなものがついてくるのか、お見せします。

付属のパーツ

全部で45個、ついてきます。今回はちょっと変わった形のパーツが多いですね…

この付属パーツだけを使用した遊び方も6種類、紹介されています。

たとえば、「ちょうとっきゅうで くみたてろ!」という遊びです。

制限時間内に、決められた形をできるだけ早く作って、

誰が一番早くできるか競争しよう、というルールです。

本に紹介されていたのは ロケット のモデルでした。

ロケットと発射台

お手本通りに作ってみたら、なかなか立派なロケットと発射基地ができました!

付属パーツの半分ほどしか使っていないのですが、

少ないパーツでも工夫していろいろ作ってみようも

本書の中で取り入れられている発想の一つです。

もちろん、こんなにしっかりとしたモデルを作る必要はなく、

遊びの中には「へんてこ ロボをつくろう」という、

少ないパーツの中で、面白い形のロボットを作る遊びも

紹介されています。

ちなみに、このロケットは男の子心に刺さったらしく、

作ってしばらく飛ばして遊んでくれました。

2.どんな遊びが紹介されている?

この本の対象年齢は6歳からになっています。

でも、遊びに中にはもっと小さい子でも楽しく遊べそうな

ゲームが紹介されています。

たとえば「ボールでめいろ だいだっしゅつ!」

LEGOで迷路を作り、迷路を傾けてボールを出口まで届けようという

遊びです。

実際に私が作ってみたのがこちら。

レゴ迷路

右下から始めて、右上の宝箱までボールを届けます。

それなりに難しかったようで、「くそー!」と言いながらも、

楽しそうに遊んでくれました。

ちなみに、こちらの迷路を作るのに使った全パーツはこちら。

ほとんど四角い、普通の形をしたブロックだけで作りました。

もっと小さくしたり、通路を大きくすれば、小さい子でも簡単に楽しめますし、

逆に複雑にしようと思えばいくらでも……(^Ⅲ^)

小学生以上なら自分で作ってもらってもいいですね!

難易度が子供に合わせて調節できるのがいいところです。

他にも、大きい子向けにはこんな遊びもおすすめです。

「パズルキューブ」

レゴで作ったブロックを正しく組み立てると、サイコロみたいな

きれいなキューブができます!

キューブバラバラ
キューブ完成

これは本に書いてあるお手本通りに作りました。

ちゃんと完成したときは、隙間なくぴったりできて、感動……!

ちなみに、このキューブに使用した全ブロックはこちら↓

表面がツルツルしたパーツをけっこう使いました。

LEGOブロックは、組み立てて、完成したところが遊びのゴールに

なってしまうことが多いのですが、本書で紹介されているのは、

組み立て終わったものを使って遊ぼう、という発想のものが

たくさんあるのも嬉しいところです。

3.実際に息子と遊んでみました

息子は現在5歳。

上記のパズルキューブを試しに挑戦してもらいました。

結果、残念……! あれこれガチャガチャやっていましたが、

キューブの形になることはありませんでした^^;

しかし、そこから子供の発想力を爆発させてくれました。

今あるブロックをキューブの形にできないなら、

キューブの形にしやすいブロックを自分で作っちゃえばいいじゃん!

……という発想で、息子が作ったのがこちらです。

おー、単純な形の組み合わせだけど、ちゃんと四角い箱になります!

なかなかお手本通りにはいきませんが、この本が息子の頭に

何かかしらの良い影響を与えたことは確かだと思います。

このあとも、ひらめきが止まらなかったようで、四角い枠を作って、

その中にピッタリ納まるようにブロックを組み合わせたりと、

いろいろ工夫して1時間ばかり夢中になってくれました。

4.あると便利なブロック

ご家庭にあると、便利なブロックをいくつかご紹介しておきます。

まずは大きくてひらっべたいブロックです。

16×16以上の大きさのものが複数枚あると、

遊びに幅ができると思います。

表面がツルツルしたタイルのようなプレートも便利です。

上記でご紹介した迷路やキューブも、表面をタイルで滑らかにすると

遊びやすくなります。

後は子供の興味をひきやすい、面白い形のパーツもいいと思います。

ブロック見本

LEGOは細かいパーツをおもちゃ屋さんやLEGOショップでは買えないため、

欲しいパーツを揃えるのは大変ですが、いろいろ工夫して

持っていないパーツを補うのも楽しめるポイントの一つです。

親子であれこれ、アイディアを出し合いながら遊べたら

より楽しめそうですね。


いかがでしたでしょうか?

本書の良いところ、もう少しなところをまとめると……

  <いいところ>

     ・対象年齢6歳からだけど、もっと小さい子でも工夫次第で
      年齢に合わせた遊び方ができる

     ・付属パーツのおかげで、おうちにあるLEGOブロックが少なくても遊べる

     ・(年齢や性格にもよりけりですが)子供一人でも遊べる内容が
      紹介されている

     ・LEGOブロックを組み立ててそこがゴールではなく、
      その後、完成したもので遊ぶ方法がたくさん紹介されている

  <もう少しなところ>

     ・遊びの幅を広げるには、大きめのブロックや、
      ある程度のブロック数は必要になる

私の息子は5歳で幼稚園で言えば年長さん、小さいころからあまりお口に

おもちゃを入れるタイプの子ではなかったので、早めにLEGOブロックのような

細かいおもちゃも与えてしまっていましたが、お子さんの年齢や性格に合わせて、

細かいおもちゃを遊ばせる時には、目を離さない、しっかりと後片付けをする、

など、気を付けてあげてくださいね。

我が家はポプラ社から出ている、LEGOを使っていろいろ工夫して遊ぼうの

シリーズが大好きで、今回もご紹介させていただきました。

もし、何か他にこんな情報が知りたい、とか、質問等ありましたら

コメントに残していただくか、お問い合わせいただければと思います。

それでは、ここまで読んでくださってありがとうございました!

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