ぐうのねも出ないのぐう

小説風育児日誌です、どうぞ!

息子は抱っこが大好きである。単に歩きたくないだけかもしれない。
理由はともかく、幼稚園に行くとき、どこかに遊びに行くとき、買い物に付き合ってもらう時、ほとんど抱っこを要求してくる。
最初は歩くように言っていたのだが、馬の耳に念仏とはこのことか、というくらい効き目がなく、ただただ説得が徒労に終わる疲労感しか残らないことに気づき、諦めて抱っこしている。
しかし、もう3歳も半年を越えてくると、重い。腕だけで抱っこするのは限界である。そこで、ウェストポーチ型の抱っこひもを買ってみた。ウェストポーチ部分に座らせて、少しでも腕にかかる負担を腰などに分散させようという試み商品である。
使ってみると、重いのは重いが、腕だけで抱えているよりは断然楽である。
私の愛用品になった。興味のある方は「抱っこひも、3歳」などのキーワードで検索すると、該当商品が出てくるかと思う。

今朝も抱っこひもを使い幼稚園バスの待ち合わせ場所まで抱っこしていったのだが、途中に、少しだけ坂になっている道がある。一人で歩いている分にはほとんど気にならないほどの傾斜なのだが、子供を抱っこしているとしんどい。
いつもそこで「重いなあ、歩かない?」などと一応聞いてみるのだが、返ってくる答えは「いや」の一言である。
今朝は抱っこひもの取り付け方が良くなかったのか、特に重く感じられたので、一歩進むたびに「重い重い」と連呼しながらその緩やかな坂をのぼっていた。

すると、息子がむすっとした顔でこう言った。
「言い過ぎ」

確かに、いくら重くとも連呼されたのでは気分は良くないだろう。
正論すぎるその言葉に「はい、すいません」と小声で謝った。

読んでくださってありがとうございました!

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