レアな人?

小説風育児日誌です、どうぞ!

我が家は親子3人、川の字で寝ている。
息子は19時には寝てしまうので、寝室に用がある時はそろそろと入っていくことになる。
その夜、わたしは寝室に置きっぱなしにしてあったハンドクリームを取りに入った。
静かに扉を開け、足音をたてないように忍び歩く。息子はいったん起きると、再度寝付くまでずっと背中をトントンと1時間以上優しく叩かないと寝付いてくれないのだ。
無事、棚に放置されていたハンドクリームを回収する。帰りも同じように無音で帰ればOKだ。

「ふがっ、むご、○△##!」

わたしの体がびくっと揺れる。幼児らしからぬ声をあげた息子はごろごろと寝返りを打ち始める。人の気配を察して眠りが浅くなったらしい。忍者か。

「○&$!FUA……」

寝言はすぐに収まり、もとの静寂に戻った。ほっとして、部屋からさっさと出ようとすると、

「FHS#$%BF~♪」

なんと、明らかにメロディがついている寝言だ。ついに寝ながら鼻歌を歌うようになった!
その場で驚きと笑いをこらえる母のことなど知らずに、息子はやっとすやすやと普通に寝始めた。

全人類を対象にしても、寝ながら鼻歌を歌う人というのは少数派だという気がする。
意外な所にレアな人がいたのだ。

読んでくださってありがとうございました!

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