それは伝染しやすい

小説風育児日誌です、どうぞ!

息子は鼻歌を歌うのが好きである。おかあさんといっしょで紹介された曲、幼稚園オリジナルの歌、音楽好きな父親が聞かせるポップミュージックなど、ジャンルは様々である。

昨日の昼、両親が出かける準備をしている間に、しばしほおっておかれた息子は、鼻歌を歌って時間を潰すことにしたらしい。
「ふんふんふ~ん、ふふんふん、ふふ~ふふ~♪」
曲目は小田和正の「言葉にできない」だった。
昔はへたくそだった鼻歌も、幼稚園に入ってから急激に上手になったもののひとつで、今では10人中3、4人には分かってもらえるくらいに上達していた。

息子のそばを通るたびに聞こえる「ふんふんふ~ん♪」。
全部は覚えていないようで、一番耳に残るサビの部分をずっとリピートしている。

出掛ける準備が整ってマンションを出る。
「ふんふんふ~ん♪」
息子は父親の肩車で機嫌よく鼻歌を歌い続けている。
「ふふんふん、ふふ~ふふ~♪」
思わず、私も口ずさんでしまう。
『ふふ~ふ~♪』
最後は家族みんなでハモっていた。
こうやって伝染してしまうくらい、本当に鼻歌が上手になったなあ。

読んでくださってありがとうございました!

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