読書感想|どこまで実践できるかな?神トーーク(星渉)
元ライターが作家目線で読書する当ブログへようこそ!
神トーーク 星渉 KADOKAWAより出版
ご紹介する本の中では新しい方ですね。2019年の7月に発売された本です。
副タイトルが「伝え方しだいで人生は思い通り」となっています。
タイトルの示す通り、主に話術において、どこを気を付ければ相手と仲良くなれるか、好かれるか、そして自分の思ったとおりに行動してもらえるか、を主眼に書かれた本です。
星渉さんの本は前著である『神メンタル』から2冊目。
この本を読んだきっかけは前著である『神メンタル』がかなりの良書だったことと、ブログに何か生かせればなー、と思ったからでした。
せっかく読みに来てくださっている方に、少しでも楽しい、面白い、とプラスの気持ちになってもらいたいですからね!
結論から言うと、書き言葉への転用は一読だけでは難しいかな……
書くと話すでは、同じ人に伝える技術でも、磨き方はやはりちょっと違うかも、と思いました。
しかし、話すほうの技術であれば、本書は方法論にこだわって書かれているので、実践できれば確かに人気者になれそうです。
実践の仕方も、
・聞く姿勢
・相手をよく見る知る
・日常のコミュニケーション
・相手の人生にも影響を与えられるほどのトーク力
と、段階を経て書かれていますので、まずは簡単なところから今すぐに取り組めるようになっていました。
聞く姿勢なんていうのは、意識すればいつからでも実行できますからね。
そのかわり、徐々に実践の内容は難しくなっていきます。
正直に書くと、著者の星渉さん、人と話す時にどんだけ頭使ってるの? というくらいの気の遣い方をされているんだな、と思いました。
本書の通りに気遣ってコミュニケーションをとってもらえたら、その人のことを好きになりますし、役に立ちたい、助けたいと思わせることができると思います。
本書の副タイトルにある「人生は思い通り」というのは、自分の周囲に応援団を増やしていくという風に言い換えられます。
実践は難しい、けど不可能な内容ではないし、数カ月でどうにかなる技術ではないと思いますが、継続は力なり、続けていけばあなたも、そして周りも幸せにな方向に向かっていけるだろうな、と思える内容でした。
あんまり書くと本書の内容を無断でばらしてしまうだけになるのでこの辺で終わりにします。
恋愛、夫婦、育児、友達、仕事、近年ではSNSまで盛り上がってきて、人間と関わらずには生きていけません。
もっと周りの人と仲良くなりたいな、というライトな気持ちから、もっと職場や学校でヒエラルキーを高めたいという野心を秘めた方まで、参考になる情報が詰まっている一冊でした。
文章も簡単な表現で読みやすく書かれていますので、読書が苦手という方でも大丈夫ですよ。
それでは、ここまで読んでくださってありがとうございました!