難しい……

小説風育児日誌です、どうぞ!

息子は6時半くらいには寝てしまう。2歳になったあたりで昼寝をしなくなって、それから5時半にねるようになり、徐々に体力がついて3歳半の今は6時半になった。
だから、3時に幼稚園から帰ってくると、遊ぶ時間は1時間ほどしかない。
近所の公園で同い年くらいのこたちと遊ぶようになったが、4時には帰ってほしいのが本音で、実際にこれまでそうしてきた。
しかし、今週に入ってからは、その原則はことごとく破られている。
昨日は3時から遊び始め、4時にから10分ごとに「次の10分で帰る」という約束をしては破りを繰り返し、結局帰宅したのは5時だった。顔も真っ赤になり、足元は既にふらふらしている。
それからはもう戦争である。いつもはご飯を先に食べさせるが、衛生を優先するためにお風呂に先にいれる。湯船に入ったら立ったまま寝そうになっていた。
なんとか起こしたままお風呂から上がり、そのまま寝かせようかと思ったが、絶対にご飯は食べると言い張る。
簡単にご飯を用意するも、眠気が優先するのかあまり手を付けず、さっさと寝ることにした。
寝付いたのは7時だった。

そして今日の朝、起きて来てみれば、いつもはすぐに遊び始めるのにソファにごろごろと寝転がり、時折咳をしている。昨日の無理がたたっているのは明らかだった。
あきれ果てた私は、「今後約束を守れないようならおやつを抜きにする」と伝え、まずは今日のおやつを我慢するように言った。
すると、息子は「約束守ってるよ!」「ごめんなさい!」と泣き叫びながら一応謝ってはいる。しかし、本当に彼は理解しているのだろうか?
「約束を破るということは、もう君とは約束できなくなったということ」
「また約束をしてもらえるようになるには、約束を守り続けるしかないこと」
「約束を守らない子とした約束は、私も守りたくないこと」
などなどを言い、しばらくほったらかしにしたが、足にしがみついて「おやつほしい! ごめんなさい!」と繰り返すばかり……
そもそも息子が嬉しそうにおやつを食べる姿は私にとっても楽しみな一時であり、とうとう根負けしておやつをあげてしまった。
息子はえぐえぐとしゃくりあげながらも、さすがにいつもよりは少ない量で満足することにしたようだった。

おそらく、息子に『信用・信頼』の大切さがわかるのはずっと後のことであろう。
しかし、そのいつかのために、いつから伝え始めるのが正しいのか、私は育児が始まってから絶えず悩み続けている。
結局、子供の成長は親にも本人にも予想がつかないのだ。伝えられる機会に伝えていくしかない、と赤ちゃんのころから伝えることだけはしている。
とはいえ、今日のように根負けしたり、そもそも伝わってないことが丸わかりだったりすると、親の心も折れそうになるのである。
身体の成長は目で見ればわかるが、心の成長は日々手探りだ。
心にも成長曲線があればいいのに、と心底思う。

読んでくださってありがとうございました!

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