日本の歴史2 古代国家の成立

日本の歴史シリーズは、中公文庫より出版され、1960年代に刊行されベストセラーとなり、現在改版されたものが出版されているロングセラーシリーズでもあります。各巻に執筆者が一人つき、オムニバス形式で各年代を詳述していく構成になっています。そのため、シリーズ通して読んでも面白く、また興味のある年代だけを読んでも充分楽しめるようになっています。

お堅いイメージがするかもしれませんが、中身は物語性が高く、読み物として楽しめるようになっていますので、教科書的な歴史書がだめだった方でも、これなら読めるかもしれません。1巻のボリュームがけっこうあるので、活字慣れしていないと辛いとは思いますが、1章、もしくは章の中の項目わけは細かくされていますので、区切って読んでいけばわかりやすく、読みやすくなっていると思います。

今回は、西暦500年代後半から700年ぐらいまでにかけてをクローズアップしている第2巻を読みました。全26巻あるシリーズ中、最もおすすめの巻です。

その理由は、天武天皇が活躍する壬申の乱が収められているからです。

もうこれは個人の勝手な好み&見解ですが、日本古代史の英雄として、天武天皇が大好きなのです。一度は都を捨て遁走しますが、その後再起し勝利し、偉大な天皇として君臨した……エピソードとして格好よすぎます。事実は小説より奇なり。

この時代は、人間関係が若干複雑化しつつも、登場人物は少なく、政治上の争いもまだ単純でわかりやすい……私の想像力と理解力の範囲内に歴史が収まっている感じなので、理解しやすく面白く読めます。おそらく時代的には最も人気が高いであろう戦国時代は複雑すぎて私の手には負えません笑。

たまには小説や漫画から離れて、歴史書を紹介いたしました。読んでくださってありがとうございました!

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