日本の本屋さん
今日、たまたまショッピングモールに立ち寄った時の事です。いろいろなお店がセールの情報を載せている看板があり、ぼーっと見ていたのですが、当然、本屋はセールはしていませんでした。
日本の本屋さんはごくまれに、本当に古くなってしまった本をワゴンセールしていたりしますが、新品の本は絶対に値下げしませんよね。
しかし、海外の本屋では事情は異なるようで、以前にニューヨークやロンドンの本屋に立ち寄った時に見かけたのが「Buy2、Free1」といった売り文句でした。2冊買ったら1冊ただですよ、くらいの意味でしょうか。当然対象となる本は限られていましたが、「まじで!?」となったわたしはまともに読めもしないのに3冊も洋書を手に、ほくほくとホテルに戻ったのでした。
日本の出版社と本屋さんの関係は、ほとんど知りませんが、本屋さんほど値引きしない店はないんじゃないかと思います。家電も食品などは当然のように、借り入れの金利や電気の代金のような目に見えないサービスも値引きが当たり前ですよね。不思議なのは キンドルのような電子書籍では安売りしていることですね。なぜ紙媒体は頑なに安くならないのか……
出版不況だといわれ、町の小さな本屋さんはどんどんと閉店に追い込まれているそうです。わたし自身も昨年、駅ナカにあった本屋がいきなり潰れてびっくりした経験があります。
あんまり安売り上等になるのはいかがなものか、ですが、もう少し融通が利くようにならないものかなあ? とぼんやり思ったりしたのでした。
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