天邪鬼太郎
小説風育児日誌です、どうぞ!
息子は週に1回、習い事をしている。1歳台のころから通っている先生なので、息子の感覚としては親戚のおばちゃんに近い。身内にしかとらないような態度を先生に取ってしまうのである。
その一つが「天邪鬼」。言ったことに対してなんでもかんでも反対の反応を返す、アレである。
今日も先生の言うことを聞かずに「そうじゃないもーん」「それはやりませーん」と言いたい放題、やりたい放題。
習い事の先生はもう20年以上同じ仕事をされている超ベテランなので、ちょっとのことには動じないが、何も溜まっていかないわけではないのだろう。今日、ついにちょっと本音が漏れた。
「もう……! 天邪鬼太郎なんだから!」
それでもネーミングセンスが可愛らしいところがさすがのベテラン先生である。
続く、かもしれません。
読んでくださってありがとうございました!