ダース・ベイダーとルーク・スカイウォーカー(4才)
今日行った本屋の絵本コーナーで、タイトルの本を見つけました。内容は、ダース・ベイダーがルーク(4才)の子育てをしたらどうなるか?といったもので、日常の風景を漫画チックに描いてありました。
一つ一つのネタはなんてことない育児風景です。ルークが「なんで?どうして?」と質問するのに、若干迷惑そうにダース・ベイダーが「そういうものだからだ」と答えたり、ルークが劇をしているところを見ていたダース・ベイダーが近くの友人(部下?)に「あれ、うちの息子」と言ったり…ありきたりといえばありきたりです。
しかし、普通の育児風景も、育児をしている主体がダース・ベイダーだとちょっと印象は変わりますよね。本編では常に威圧的なバックミュージックを背負い、ラスボス感半端ないオーラを撒き散らし、挙句の果てに「I am your father」とルークの心をぽっきりおりそうな名台詞を残し……
そんなダース・ベイダーが育児に奮闘する様子は、ありきたりな姿でもくすっと笑えるシュールな出来上がりになっていました。
作者の目の付け所もさすがですが、本編ではダース・ベイダーがどんなキャラクターかなんて説明は一切なしに、いきなり本編に入っても多くの人がくすっと笑えるという、ダース・ベイダーというキャラクターの認知度、人気度に驚かされます。憎まれっ子世に憚る……
読んでくださってありがとうございました!