ドキンちゃんの恋路

お風呂でよくばいきんまんとドキンちゃんの真似をしてくれる息子、いつもは頭の上に角を生やすだけなのですが、今日は特別にドキンちゃんの声真似もしてくれました。
「ばいきんまん待ってよ~、どこ行くのよ~」

確かに、良く言ってますよね、このセリフ。ドキンちゃんってしょくぱんまんのことが好きな割にはばいきんまんと仲がいいよな~、と思います。この二人、言いたい放題やりたい放題なところはよく似ています。ばいきんまんは常に食べ物を横取り、独り占めしようとしていますが、ドキンちゃんも「もっとたべたーい!」と負けず劣らず、ワガママを言い散らしています。

こういうシーンがあると、ドキンちゃん、しょくぱんまんとは結ばれないんじゃない…? と思います。実際に原作者も「食品のしょくぱんまんと、ばいきんのドキンちゃんは結ばれることはありません、しかし、結ばれない恋をしない、ということも世の中にはないのだと思います」という主旨のインタビュー回答をしている記事を読んだことがあります。この記事を読んだとき、ドキンちゃんかわいそうに…と思いましたが、もし、これで結ばれることがありうるかもしれない、という未設定が製作者の頭の中に会った場合、どうなっていたでしょう? みんながよく知る言いたい放題やりたい放題の奔放小悪魔系ドキンちゃんのキャラクターは、少し変わったものになっていたかもしれません。

しょくぱんまんは最近のアニメを見る限り、美しく、おしとやかなお姫様キャラが好きなように思えます。ドキンちゃんとはかなりタイプが違いますよね。もし、製作者に将来的に、しょくぱんまんとドキンちゃんが結ばれるかも…? なんて思いがあれば、ドキンちゃんも今よりはしおらしく、たまにはばいきんまんをたしなめるようなこともしていたかもしれません。

そんなドキンちゃんも魅力的かもしれませんが、やはり彼女には、わがままで奔放な魅力を振りまいて、ばいきんまんもホラーマンも振り回し、いろんなキャラから貢がれていてほしいと思います笑。

物語のキャラクターを決定づけるのは過去と現在だけではなく、未来、しかもどうなるか製作者サイドも未決定な部分にも左右されるものだ、というお話でした。あまりにぎちぎちに決めすぎるのもよくないと思いますが、このようなキャラクターの根本的な願いや欲求に関わる部分くらいは、決めておいてあげた方が、キャラクターの魅力を押し出しやすいのでしょうね。

読んでくださってありがとうございました!

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