テニプリっていいな
銀魂の最終回でしったこの曲、テニスの王子さまでよく知られた許斐剛先生のデビュー曲だったんですね。メディアにもよく顔を出す方なのでお顔は知っていましたが、デビュー曲を自作への愛満載にし、作詞のみならず作曲までされていたとは、今回調べて初めて知りました。
銀魂の最終回(もどき)でこの歌詞を読んだとき、わたしは号泣しました。
たぶん、この反応は珍しいのかな?と思います。本来、テニプリファンを喜ばせたくて作ったものでしょうからね。さすが許斐先生!っていう笑顔や歓声を想定していたんではないかなと…
しかし、何かを作るものの末端として、この歌詞は本当にぐっときました。
作品への愛と、それを作る苦しみを少しにおわせつつも、作品を通して誰かにこうなってほしい、こう感じてほしい、という作り手側の想いがダイレクトに伝わってきます。
これを読んで何も思わない作り手はいないんじゃないかな? 作り手としての素直な感情が込められていると思います。むしろ、作り手としてこうありたい、このレベルまでいきつきたい、と思います。
テニプリという作品を通してたくさんの女性(あるいは男性)を笑顔に、泣き顔にしてきた許斐先生だからこそ、歌詞の裏にある苦労や悩みや悦びという行間が読み込めて、この歌詞は私の心にまっすぐに届きました。
自分がいきつくところがどこまでかは、さておいて、今日も、誰かに届けるために作り続けようと、改めて思いました。