【超短文!読書感想vol.4】青空文庫で読む大文豪の筆力の極み

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今回ご紹介する作品はこちら

貝殻  芥川龍之介  青空文庫で無料公開中

超短い短編のことをショートショートと呼んだりしますが、『貝殻』はそのショートショートの詰め合わせです。中にはショートショートとも呼べない、数行で終わってしまう作品もあるんですが中身はぎゅっと詰まってます。

人の感情、世界の切れ端、そんなものを表現した15作品が揃っているのですが、表現の仕方が素晴らしいんです。伝えるのに必要な言葉をギリギリまで削って厳選してあります。だからこそ超短文でも作者の意図が伝わるし、分かる! 芥川龍之介の文章力・表現力の極みを堪能できました。

長文はどうしても苦手、いわゆる古典作品は苦手、という方にもこれなら簡単に、そして面白く読めると思います、おススメ!

ちなみにタイトルの『貝殻』という作品は登場しません。短編集のタイトルが『貝殻』とのことのようです。小さい貝の中に感情や世界の断片をぎゅっと閉じ込めた、それだけで完成された世界……というようなイメージでつけられたタイトルかなと思うのですが、どうでしょう?

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